バラの土が足りない!有島薫さん監修「ばらの培養土」に変えてみた
先日、前の庭から無理やり引っこ抜いて(かわいそうだけど…)持ってきたつるバラ つるアイスバーグ。
大型プランターに植え付けた際、あと少しのところでわずかに土が足りなくなってしまいました。そこで急きょ園芸店に出向いて購入してきたのがこちらの培養土です。
パッケージを見ると、NHK『趣味の園芸』でもおなじみの園芸講師、ローズアドバイザーの有島薫さんの顔写真が掲載されています。
「MY ROSES マイローズ」シリーズは住友化学園芸が販売しているバラ専用商品です。ブルーカラーと真紅のバラのパッケージが印象的なので、店頭で見た瞬間に「あ!」と思いました。「持っている薬剤と同じシリーズだ!」と。
マイローズシリーズは比較的リーズナブルな商品がラインナップされているので、バラ愛好家にはわりと人気があるかもしれませんね。
培養土の内容についても赤玉土をベースとしたブレンドで申し分なく、鉄ポリフェノールや善玉菌など、何やら人間の体にも良さそうな成分が配合されているようです。鉄欠乏対策ができる培養土、初めて見るかも?と思って眺めていたら、やっぱり特許取得されているんですね!鉄不足に悩むわたし自身もサプリメントとして補給したいくらいです。
何と言っても魅力的だったのが熟成馬ふん堆肥が使用されているということ。馬ふん堆肥好きのわたしは「そうそう、これこれ!」というテンションになりました。
そのうえお値段もリーズナブルときているので、物は試しで使ってみることにしたのです。
馬ふん堆肥のほかに腐葉土も入っているので、ふかふかしていて空気の層がある感じ。さらさらした培養土で嫌な臭いもありません。指でつまんでみるととても肌離れが良く、バラ専用の土ってこういう土だよな~と。
異なる品種のバラをいくつか植え付ける場合、わたしが心がけているのはできる限りすべて同じ土を使うということです。「このバラはこの土で、あのバラはあの土で…」というような感じであっちゃこっちゃやってしまうと、生育不良が出た場合に(もしくはその逆でも)使用している土のせいなのか(はたまた土のおかげなのか)それとも単に個体の問題や環境の問題なのか、原因や理由を特定しづらくなってしまうからです。
どの品種のバラも使っている土が同じであれば、水やり後の土の乾き具合も大体同じとみていいので水やり頻度もほぼ統一できます。それぞれのバラの特徴や個性もフラットな状態で比較できるので◎。
前の庭では『バラの家』さんの土を使っていたのですが、送料分が高くついてしまうのと「土がちょっと足りない!」というときに園芸店で追加購入できないのがデメリットでした。なので、今後は1袋からでも近所で気軽に購入できるマイローズの「ばらの培養土」を使っていこうかと思っています。