モッコウバラの剪定で切るべき枝と残すべき枝はどんな枝?誘引前&誘引後も
春一番に花を咲かせてから、これでもか!というほど伸びに伸びたモッコウバラの枝。モッコウバラの剪定時期は一般的なつるバラの剪定時期と違って梅雨明け後~夏の間なので、この時期はもうとっくに剪定は終了していて誘引作業に移る段階ですよね。
我が家でもこの夏、伸びすぎて収拾がつかなくなった白モッコウバラをバッサリ剪定し、ついでに誘引まで済ませました。
↓これが剪定前の白モッコウバラ。 ↓そして剪定後の白モッコウバラ。
今回は、タイトルにもあるようにモッコウバラの剪定で切るべき枝と残すべき枝はそれぞれどんな枝なのか、まとめておきたいと思います。
モッコウバラの剪定で切るべき枝はどんな枝?
モッコウバラの花は、剪定後に新しく伸びる細い小枝の先に房状になって咲きます。今年伸びた太いシュートを切るとその先端からさらに小枝が伸び、小枝の数が増えることで花数が増えるというわけです。
なので、モッコウバラの剪定で切るべき枝は今年伸びた太いシュート。そのほか、3年以上経った古い枝や細くて貧弱な枝、生育の良くない枝を切り取っていきます。今年花が咲いた枝も半分ほどの長さに切り戻しておきます。
モッコウバラの剪定で残すべき枝はどんな枝?
では、モッコウバラの剪定を行うときに残しておくべき枝はどんな枝かと言うと、来年の春に花をつけてくれるであろう健康な小枝ですね。太いシュートをバッサリ整理してしばらくすると、こんな感じで脇芽から小枝がツンツン伸び出してきます。 モッコウバラはとにかく成長が早いので、せっかくバッサリ刈り込んでもすぐに小枝がもさもさになってしまうんですよね。でも、この小枝に来春花が咲くので、花が見たいのであればこの小枝はいくら伸びても切ってはいけません。太いシュートを剪定したら、あとは誘引して株姿を整えておくといいと思います。
以上、モッコウバラの剪定で切るべき枝と残すべき枝についてのまとめでした。
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一昨年ブログで教えて頂き、初めて今年開花したキモッコウバラでしたが、
実は、今年剪定しませんでした。どんなことになるか見て見たかったからです。
でも、今は後悔しています。枝数は多いのですが、細い枝が少なくスカスカに
なってしまいました。来年からは、しっかり剪定してあげようと思ってます。
おみきぞみこさん、こんにちは!
コメントありがとうございます^^
お返事遅くなってしまい、申し訳ありません!
“どんなことになるか見てみたかった”
これ、とっても大事なことだと思います。
実験的な感じでいろいろ栽培方法を変えてみると
ひとつひとつの作業の意味が実感できますもんね^^
ぜひ来年は剪定してみてくださいね♪