【保存版】バラの病害虫危険度ランキング発表!

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【保存版】バラの病害虫危険度ランキング発表!バラを育てていると誰もが一度、いや、何度も悩まされるのが病害虫

「バラは育てるのが難しい・・・」なんてよく言われますが、

病害虫問題さえうまく解決できれば、バラづくりはこっちのもの!

 

 

バラの病害虫はいろいろありますが、

バラに大ダメージを与えてしまう危険度の高いものを

わたしも大好きなバラ栽培家の小山内健さん(写真:京阪園芸)が

ランキングにしてくれているので、

こちらに共有させていただきたいと思います。

 

病害虫の発生時期はほぼ決まっているので、

しっかりと原因を把握して対策を施せば甚大な被害は免れるはず。

日々の観察を大事にしてパトロール頑張っていきましょう!

 

バラの病害虫危険度ランキング

 

危険度1位 ゴマダラカミキリ(テッポウムシ)

写真:花ひろば

  • 発生場所:根、枝
  • 発生時期:成虫6~8月、幼虫7~翌4月
  • 症状と対処法:幼虫が根元から根に食い入り、成虫は新枝をかじる。
    株元から木くずが出ていれば幹の中に幼虫がいる証拠。
    穴を探して針金を差し込んで引きずり出して捕殺する。

親子ともども揃いも揃って悪いヤツ。

我が家ではまだ一度もヤツらの被害には遭っていませんが、

もし症状が出たら対処法にあるような捕殺ができるかが恐ろしいです・・・

 

だって、やなせたかしさんの

「みんなみんな生きているんだ友達なーんーだー」

の歌が頭の中で繰り返されるだろうから・・・

 

でも、放っておくとバラが枯死するのは確実。

 

危険度2位 コガネムシ類

写真:花ひろば

  • 発生場所:根、花、葉
  • 発生時期:成虫4~9月、幼虫6~翌3月
  • 症状と対処方法:成虫は花や葉を食べ、幼虫は根を食べる。
    鉢植えの場合は枯死することが多い。
    成虫は見つけたら捕殺。
    夏以降に生育が急激に衰えたら、株元付近に幼虫がいる可能性あり。
    土を掘って捕殺する。

親も子どもも大食漢。

コガネムシの幼虫が根を食べているかどうかなんて、

分かりっこない!と思ってしまうのはわたしだけ??

症状も、「夏以降に生育が急激に衰えたら・・・」って、

ちょっと分かりづらく厄介な害虫ですね。

 

危険度3位 ハダニ類

写真:花ひろば

  • 発生場所:葉裏、つぼみ
  • 発生時期:4~11月
  • 症状と対処方法:高温で乾燥しやすい環境で多発し、梅雨明け後に急激に増える。
    葉裏から吸汁する虫で、被害が広がると葉全体が白っぽくかすり状になって生育が衰える。
    ハダニは水を嫌うので、葉裏に散水。
    被害の大きい葉は取り除いて薬剤を散布する。

我が家では今のところ発生していませんが、

発生したら厄介だな~と思っているのがハダニ。

繁殖が早くて蔓延しやすいので、捕殺はまず不可能だし、

薬剤もローテーションで散布しないといけないのでかなり面倒です。

 

危険度4位 黒星病

写真:花ひろば

  • 発生場所:葉
  • 発生時期:5~7月、9~11月
  • 症状と対処方法:梅雨時期など雨の多い時期に多発するカビによる病気。
    病気になると葉に黒い斑点が現れ、のちに落葉する。
    発生すると周りの葉に急激に広がるので、病気の葉や落葉した葉を取り除いて薬剤散布。
    土にいる病原菌から感染するので、マルチングで泥はねを防ぐ。
    病原菌は越冬するので春先からの予防散布が大切。

我が家で一番困っているのがこの黒星病。

薬剤散布が嫌いであまりしていないので宿命と言えば宿命なのですが、

なんとか発生を押さえたい病気です。

今年は米ぬかを厚めに敷いてマルチングしてみようかと思っています。

 

危険度5位 うどんこ病

写真:花ひろば

  • 発生場所:葉、つぼみ、花首
  • 発生時期:4~7月、9~11月
  • 症状と対処方法:湿度が低く、曇りが続くと発生しやすいカビによる病気。
    病気になると新葉、つぼみ、花首などに白い粉のようなカビが生える。
    風によって胞子が広がるので、早めに発生部分を切り取って薬剤散布。
    病原菌は越冬するので春先からの予防散布が大切。

黒星病とともにバラの2大病とも言われるのがうどんこ病。

我が家ではまだ発生していない病気ですが、

どちらもカビによる病気なんですよね。

この白い粉がうどんこのようだからうどんこ病というらしいですが、

実に分かりやすいですね(笑)

 

危険度6位 バラシロカイガラムシ

写真:花ひろば

  • 発生場所:幹、枝
  • 発生時期:成虫1年中、幼虫5~7月、9~10月
  • 症状と対処方法:白いカイガラムシが幹や枝に張りついて樹液を吸汁する。
    ホースの先端を指でつぶして勢いよく水を出し、その水流で吹き飛ばすか、
    古いハブラシなどでこすり落とす。

我が家ではバラではなくてネグンドカエデの幹に発生します。

割りばしでこすり落としていますが、これがけっこう病みつきになるほど面白いです。

くっついているのをはがしてしまえば解決なので、

薬剤も必要なくてうれしい限り。

・・・と言っても発生を喜んでいるわけじゃありませんよ(汗)

 

危険度7位 ゾウムシ類

写真:花ひろば

  • 発生場所:新芽、つぼみ
  • 発生時期:4~8月
  • 症状と対処方法:茎内や若いつぼみに産卵し、幼虫がその部分を食べて大きくなる。
    被害に遭った部分は花が咲かなくなり、先端がちりちりに乾いたようになって地面に落ちる。
    枝を揺らすとぽろぽろと落ちて逃げるので、受け皿にキャッチして捕殺する。

バラに寄生するゾウムシは別名バラゾウムシ。

クロケシツブチョッキリなんていう長い名前も持っています。

ゾウムシというだけあって、ぞうの鼻のように長い口で新芽やつぼみを食べます。

つぼみに穴があいているのを見るとがっかり。

適用薬剤がないのでひたすら耐えるのみ!?

 

危険度8位 アザミウマ類(スリップス)

写真:花ひろば

  • 発生場所:つぼみ、花、葉
  • 発生時期:5~10月
  • 症状と対処方法:花やつぼみなどに潜り込んで汁を吸う体長1~2mmの小さな虫。
    高温で乾燥しやすい環境で多発し、繁殖が早い。
    発生すると茶色や灰色のしみができて花が咲かなくなったり、葉が丸まって変形する。
    発生した花やつぼみは放置せずに摘み取って処分。
    被害が大きい場合は薬剤散布(2回目は一週間後)をする。

キレイに咲いたな~と思ってバラを切り花にしようとすると、

花芯からうじゃうじゃと出てきて切り花をあきらめた経験多数。

目立たないぐらい小さいけれど、

花を切り花にして楽しめなくなってしまうので困り者・・・

噂によると、スリップスは青色フェチらしいので、

青い粘着テープをトラップにして捕殺するのがいいらしいですね。

今度発生したら試してみよーっと。

 

危険度9位 ホソオビアシブトクチバ

  • 発生場所:葉
  • 発生時期:6~11月
  • 症状と対処方法:シャクトリムシの仲間でガの幼虫。
    枝をはい上がって葉などを食べる。
    適用薬剤はないので、よく観察して見つけ次第捕殺。

これも我が家でよく見かける虫。

夜行性なので日中は枝や葉の陰に隠れていることが多いです。

茎の緑色に対して体の灰色がわりあい目立つので、

よく観察していれば見つけることができます。

 

危険度10位 ヨトウムシ類

写真:花ひろば

  • 発生場所:葉、花
  • 発生時期:4~11月
  • 症状と対処方法:薄茶色~茶色のイモムシ状の虫で、
    日中は土の中に潜んでいて夜になると葉や花を食べる。
    幼虫が大きくなればなるほど薬剤が効かなくなるので、
    薬剤散布するなら小さいうちにするのが効果的。
    見つけ次第捕殺。

夜に活動する夜行性の性質から「夜盗虫」と呼ばれているガの幼虫。

我が家でも以前被害に遭ったことがあります。

虫の姿もないのにバラの葉がすごい勢いで食い荒らされていたので、

「もしや!?」と夜にパトロールしたら大量のヨトウムシを発見!

静かな闇夜に「サクサクサクサク・・・」と無心に食べている音が聞こえてきたのには

本当に背筋が凍りつきました。

 

危険度11位 チュウレンジハバチ

写真:花ひろば

  • 発生場所:葉、枝
  • 発生時期:4~11月
  • 症状と対処方法:成虫のハバチが枝の中に卵を産みつけ、幼虫が葉を食べる。
    産卵中の成虫は身動きできないので見つけ次第捕殺する。
    枝にできた産卵の痕を見つけたら、ようじなどで卵をつぶすか切り取る。
    幼虫が群がって食べている葉は切り取ってまとめて捕殺。
    あるいは薬剤を散布する。

何度も被害に遭いすぎてもうお友達状態の彼ら。

でも、何度見てもとても可愛いとは思えないはらぺこあおむしたちです。

今、野鳥を呼んで食べていただこう計画を実行中ですが、

なにしろ自然頼みの計画なのでどうなるかは未知数ですね。

 

危険度12位 アブラムシ類

写真:花ひろば

  • 発生場所:新芽、つぼみ
  • 発生時期:4~11月
  • 症状と対処方法:黄緑色などの小さな虫で、
    新芽や若いつぼみ、若葉などの柔らかい部分に密集して吸汁する。
    見栄えが悪いのはもちろん、ウイルス病やすす病の原因ともなるので
    見つけ次第捕殺するか薬剤を散布する。

もう説明するまでもない、おなじみの害虫代表。

バラの株に与えるダメージ度としては低いですが、

見つけたときの心のダメージは中程度以上、ズドンときますね。

昨年は発生しても薬剤散布などせず放っておいたら、

テントウムシが大量に来てくださってアブラムシをつぎつぎに仕留めてくれましたよ。

 

まとめ

とにもかくにもバラの病害虫の一番の対処方法は

“日々の観察”ということになりますでしょうか。

 

黒星病などの病気に関してはマルチングなどの防除を、

そして害虫に関してはそれぞれの特徴を研究して罠を仕掛けるなど、

なるべく薬剤に頼らずやっていきたいというのが理想ですね。

でも、このあたりは臨機応変にやっていこうと思います。

 

無農薬でオーガニックなバラ栽培に少しずつでも近づけていきたいと思っているので、

これからの試行錯誤をブログでお話していきますね!

 



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    • koko
    • 2017年 7月4日

    薔薇の葉っぱが黄色くなったとおもたら、全て落ちしまいました(◞‸◟)

      • 布施 ほたる
      • 2017年 7月10日

      kokoさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      バラの葉が黄色くなって落ちるのは、老化現象か夏バテかもしれませんね。
      水切れや根傷みなどが考えられると思います。

      こちらの記事に詳しく書いていますので、良かったら参考にしてみてください!
      バラの下葉が黄色に!バラの葉が黄変した原因と対処方法は?

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こんにちは!布施ほたるです。

つるバラと宿根草についての話とフラワーアレンジ、押し花についての話をゆる~く語っています。

ときたま子育ての話や気になることなどもぽつぽつ語ります。

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