花期の長い宿根草としておすすめ!ガウラとロシアンセージ
「花期が長いか短いか」これはわたしが宿根草を選ぶときに最重要視するポイントです。花が咲いている期間が長いというのは、やっぱりお得感がありますからね。とくにフロントガーデンは人目につく場所なのでいつも何かしらの花が咲いているような場所にしたいと思い、「花期が長い」という1点に主眼をおいて宿根草を選んでいます。
そしてそうやって選んだ宿根草がこちらのガウラとロシアンセージです。ガウラは白蝶草とも呼ばれる宿根草で、その名前の通り、まるで白い蝶が草むらを飛び回っているような雰囲気の花を咲かせます。花のひとつひとつはそれほど豪華でも目立つわけでもありませんが、株全体にぶわ~っと群れるように咲くのでとっても素敵なんです。花茎も細くて繊細で、風に揺れる姿が可憐で美しい!病害虫に困るようなこともなく耐寒性も耐暑性も高く、とくに肥料など与えていなくても毎年キレイに咲いてくれます。間違いなくお気に入りの宿根草のベスト10に入りますね!
それからこちらのロシアンセージも大好きな宿根草です。 透き通るような蛍光色のロシアンブルーの花が長い穂を埋め尽くすように咲きます。 葉の色もシルバーがかった白っぽい色で、カラーリーフとしても優秀。 とってもおしゃれな雰囲気の宿根草です。 ご近所さんや通りがかりの人たちによく名前を聞かれることからも、 巷ではそれほど見かけない宿根草なのかもしれません。
このガウラとロシアンセージはとても花期が長くて、どちらも初夏ぐらいから秋ぐらいまでの長い期間、花のある状態が続きます。花期の長い宿根草としてはまさにおすすめの宿根草なんです。
で、この2つの宿根草の間に昨年の秋ごろから顔を出して成長し始めたのがこちら。雑草に混じって分かりにくいですが、なんと!何かの苗木なんです。うちにあるヤマボウシに雰囲気が似ているな~と思いながら、 そのまま抜かずに放っておいたら明らかに成長しているのが分かります。 ご近所の園芸好きなおばちゃんに何の苗木か聞いてみたところ、 「ハナミズキじゃないかい?」ということでした。 そう言えば、道路沿いにズラ~ッと植栽されている木々はすべてハナミズキ。 そこから種が何かによって運ばれて発芽し、根付いたのかもしれませんね。
雑草とかでも、ちょっと見かけない葉っぱだな~と思ってそのまま抜かずに観察していると我が家にはない種類の園芸種だったりする場合もあるので、このあたりも園芸って面白いなぁと思うのでした。
でも、このハナミズキ(仮名)をそのまま大きく育ててしまうと、明らかにお隣の庭に枝葉がかかってしまいます。なので、遅かれ早かれ適切な場所に移植しなければならないんですよ。せっかく我が家の敷地に根付いてくれたのですから、予想外のハプニングだとしても処分なんてできません。と言うか、かえって愛おしくさえ感じます。
この赤ちゃん苗木の状態で支柱も何もナシなのは不安なので、近々鉢植えにでもしてあげて手厚くお世話しようかなと考えています。