ガウラとロシアンセージの跡地へおぎはら植物園から届いた宿根草の植え付け完了!

大きく成長しすぎて隣家にまで花茎を伸ばしかけていたガウラロシアンセージガウラ ロシアンセージこの2種の宿根草は、花の雰囲気も花色の組み合わせもぴったりでとっても美しい光景を作り出していたのですが、隣家よりに植えすぎてしまったようで花がらが隣家に落ちてしまうのが悩みの種でした。隣にはみ出した花茎をその都度刈り込んだり、隣の人が留守のときを見計らってササッと花がらを掃除したりと、何かと精神衛生上良くない状態が続いていたので「これじゃあ、ダメだ…」ということでこの一角を思い切ってリフォームすることに。

ガウラとロシアンセージはお気に入りの宿根草だったので、出来れば“植え替え”という感じで隣家から離れた場所に移動させたかったのですが、ゴボウのように太くなっていた主根を切らないと引き抜けない状態になっていたんですね。それで仕方なく主根をぶった切ったのですが、植え替えた直後から葉がしんなりとしおれてきて、結局根付かないまま枯れてしまいました…。とても残念でしたが、わたしの知識・経験不足だったので仕方ありません。気を取り直して、新たに宿根草を植えることにしました。

10月は宿根草の苗が市場にたくさん出回り始める時期。このタイミングでの購入を見逃すと、欲しかった宿根草の苗が完売してしまったり、種類によっては来年の今ぐらいの時期まで入手できなくなってしまうことになってしまいます。我が家の庭はとにかく地植えスペースが少なく、必ずしも気に入った植物を手に入れることができるわけではありません。好きな植物を次から次へと気兼ねなく植えることができればいいのですが、そうも言ってられないので、とくに気に入った植物のみを厳選して植えるしかありません。

宿根草の苗やクレマチスを購入するときにいつも利用しているおぎはら植物園のカタログを見ながら、3日間ぐらいずーっとラフ画を描いたり、草丈や花色を考慮して配置を考えたりしていましたね。そして最終的に購入することに決めたのが以下の宿根草たち。

▼エキナセア

>>エキナセア ルビースター×3

▼ブルーキャットミント

>>ブルーキャットミント ウォーカーズロウ×3

▼エリゲロン

>>エリゲロン×1

▼アジサイ アナベル

>>アジサイ アナベル×1

▼ジギタリス シルバーフォックス

>>ジギタリス シルバーフォックス×1

▼ジギタリス メルトネンシス

>>ジギタリス メルトネンシス×1

▼アスチルベ

>>アスチルベ ミルク&ハニー×3

▼ベニカノコソウ

>>ベニカノコソウ コッキネウス×3

▼エキノプス ブルーグロー

>>エキノプス ブルーグロー×3

▼ロシアンセージ

>>ロシアンセージ リトルスパイヤー×3

▼サルビアネモローサ

>>サルビアネモローサ カラドンナ×3

このうち、エリゲロンはシンボルツリー脇のポスト横に植え付けることにしました。

植物の苗をいくつか購入するとき、わたしはなるべく苗の個数が奇数個になるようにしています。3株買いが基本ですね。こぼれ種で増えやすい宿根草や大型になるものに関しては1株で間に合わせたりしますが、成長後の見栄えを考えるとやっぱり3株あったほうが見応えがあります。プロのガーデナーさんたちも3株単位で植え付けていくことが多いそうですよ。たとえば、6株、9株、12株…というように、3の倍数で植え付けていくという感じです。

3っていう数字はとっても不思議なもので、園芸ではよく使われる数字だったりします。樹木の植え付けも不等辺三角形になるように配置したりしますよね。宿根草も3株を不等辺三角形になるように植えると自然にまとまるように感じます。

さて、おぎはら植物園で注文した宿根草がこんな感じで無事に届きました。どれも青々として元気そうな苗です。あらかじめ腐葉土や堆肥などをすきこんで馴染ませておいた植え付け場所に、まずはポットの状態のままバランスを見ながら苗を置いていきます。本来の植え付け間隔より、気持ち狭いかな~?くらいがスペースを美しくまとめるコツ。茂りすぎたらその都度対処するようにしたほうがスカスカに隙間が空いて地面が丸見えになるよりは良い仕上がりになります。バランスが整ったところで、ひとつひとつ丁寧に植え付けていきました。今は建物の影が落ちていますが、日当たりは悪くない場所。画面手前にはアジサイ アナベルを配置しています。アナベルは日向にも対応するアジサイなので、日向にも半日陰にもなるこの場所はぴったりかもしれません。植え付け時にいつものようにメネデールを使ったので、根付きは良好。バラが咲く時期ににぎわいを見せてくれるのが楽しみな一角となりました。

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