デンマーク王室命名のミニバラ プリンセスオブインフィニティの鉢増し作業
抜群の花持ちの良さとロングな開花期間が魅力のミニバラ、プリンセスオブインフィニティ。まずはコンパクトな鉢植えからチャレンジ!というバラ栽培初心者さんにおすすめのバラです。
プリンセスオブインフィニティは北欧デンマーク王室のメアリー王女より直々に洗礼を受け、この名前を授かったとされています。日本でもプリンセス・マサコやプリンセス・アイコなど、皇族の名前を冠したバラや皇室にちなんで名づけられたバラがあります。「プリンセス」の名前をいただくなんてとても名誉なことですよね。
数々の賞を受賞しているバラでとても人気があるという話。ですが、言うほどあまり見かけないので、園芸店などで見つけた場合は運命の出会いかもしれません。
昨年(2023年5月)に息子たちからもらったプリンセスオブインフィニティがだいぶ大きく育ったので、今日は一回り大きな鉢に植え替える「鉢増し」の作業を行いました。
ちょうど空いている鉢があったので、大きさ的にもぴったりなこちらの鉢で鉢増しを行っていきます。使用する土はマイローズの「ばらの培養土」です。
ネットに入った鉢底石をポンと入れて…
軽く土をサラ~っと入れて…
プリンセスオブインフィニティの鉢をひっくり返して株をスポンと抜きます。このとき根鉢はそのままで崩しません。
↓底のほうが崩れていますが、これは根鉢の底にびっしりとくっついていた鉢底石を取り除いたせいです。
こういう面倒なことがあるので、鉢底石はそのまま使うのではなく、ネットに入れて使うことを激しくおすすめします。このひと手間が後になって活きてくることがよくありますからね。最初からネットに入った状態で売られている鉢底石もあるので、少々割高でもこちらを選んでみるという選択肢もありです。
先ほど準備していた新しい鉢に抜いた根鉢をそのまま置いてみます。
土の表面を地面に対して水平に置いてみましたが、そうすると前傾姿勢になってしまってバランスが悪かったのであえて根鉢を斜めに倒して植え付けることにしました。
周りの空いているスペースに土をしっかり入れ込んでバラ専用メネデール入りの水をたっぷりかけたら鉢増し作業終了です。
やや手前に倒れ気味で気になっていた前傾姿勢が直り、背筋が伸びたような感じになったので良かったです。プリンセスオブインフィニティはすでに開花期間に入っています。一番花を見るのが楽しみです!