デルバールのバラ シャンテロゼミサトはブルーガーデンにぴったりのフレンチローズ

今、というかかなり前からほしいバラがあります。それはデルバールのフレンチローズ、シャンテロゼミサト。わたしがシャンテロゼミサトにひかれた一番の理由はその花色。ブルーが主体のブルーガーデンにぴったりの青みがかったライラックピンクのバラなんです。
シャンテロゼミサト
品種名 シャンテ ロゼ ミサト Chant rose misato
作出 2004年 フランス Georges Delbard
系統 S シュラブ
交配 不明
花色 ピンク
花形 カップ咲き
花径 大輪
芳香 超強香 <span style="color: #d80000; font-size: x-large;">★★★★★</span>
開花 四季咲き <span style="color: #d80000; font-size: x-large;">★★★★☆</span>
樹高 1.5m
樹形
樹勢 ★★★★☆ 耐陰性 ★★★☆☆耐寒性 ★★☆☆☆ 耐暑性 ★★★★☆ウドンコ病 ★★★★☆ 黒星病 ★★★★☆
シュラブローズで四季咲きの超強香。伸びが1.5mと程よいのでショートクライマーとして、またはミニつるバラとして扱えそうです。雪国に住むわたしとしては耐寒性がやや低いのがちょっと気になるところですが…。 でも、デルバールのフレンチローズらしい ゴージャスな花形とシックな色味にもうノックダウン寸前です。わたしが好きで集めている青い花を咲かせる宿根草にもぴったりの色合いですしね。
最初、このシャンテロゼミサトの名前を聞いたとき、“ミサト”という日本名らしい響きから日本が作出した日本生まれのバラかな??と思ったんですよね。でも、作出はフランスのデルバール。なんでも日本の代表的な歌手である渡辺美里さんに捧げられたバラなんだそうです。デルバールのバラって、バラの名前にフランスの有名シェフや香水の名前が使われていることが多かったり、フランスならではのエスプリが光っているんですよね。なので、バラの名前の由来を調べてみるのも面白いかもしれません。
シャンテロゼミサトのバラとしての性質は、つるバラとも木立バラとも言えないどっちつかずの高性ブッシュ。なので、木立バラ扱いで自然樹形を楽しんでもいいし、半つるバラとしてオベリスクやトレリスに沿わせても良さそう。前に北西のコーナーを模様替えしたいというお話をしましたが、そのコーナーにオベリスクで仕立てても素敵かな~と思っているところです。
シャンテロゼミサトは香りが強いことでも有名なバラで第7回岐阜国際ローズコンテストでBest Fragrance賞を受賞しているほど。通りに面した場所に仕立てることで開花期には道行く人たちに香りのプレゼントもできるのでは?と。ちょっと今はまだ子どもたちに手がかかるのでそうそう簡単にバラを増やす気にはなれないのですが、いつか絶対手にしたい!というバラですね。