庭のバラを切り花にしたいのに小さな虫スリップス(アザミウマ)が厄介者…
今年2015年はわたしが予想した通り、バラの開花が例年よりも早いように感じます。いきなり真夏並みの暑さになったこともあり、バラたちは慌てて開花の準備を進めたのでしょうか?我が家では昨年よりも2週間ほど早くバラが開花しています。
今年の春になって半ば焦りながら設置したリビング前のアーチの一角が夢のような光景に包まれていて、用もないのに日に何度も眺めに行ったりしています。わけもなく、同じような写真を何枚も連写したりして(笑)。ポールズヒマラヤンムスクやピエールドゥロンサールのような一季咲きのバラは、1年でこの時期だけ株の全勢力を集中して一気に咲き乱れるので、 とても素晴らしい景観を作ることができるんですね。
そしてこの時期のもうひとつの楽しみはバラの切り花を室内に飾ること。チョッキンとはさみで切ってコップや花瓶に無造作に生けるだけでちょっとしたバラのアレンジを作ることができます。オアシスなどに挿して生けるような本格的なものだとセンスが必要ですが、投げ入れスタイルのアレンジだと気負いなくできるので楽チンですよね。庭で育てているバラを切り花にして室内で楽しもうと思ったとき、やっかいなのがスリップス(アザミウマ)という小さな小さな虫。開花したバラの花の中に潜り込んで花びらなどから汁を吸う害虫で、体長は1mmほど。本当にちっちゃな虫なのでよく観察しないと気づかない場合も多いのですが、花の中をちょろちょろと歩き回っているのでバラの香りを嗅ごうと顔を近づけたときに発見することが多いです。
スリップスはいろいろな種類の薬剤への耐性を獲得しているそうで、薬剤で対処しようとしてもあまり効果がないといいます。薬剤が効きにくいって、もうどうしようもないですよね…。
スリップス対策として、今思いついたことで簡単にできることと言えば、花に潜り込んだスリップスをこれ以上繁殖させないように花がらを切ったらゴミ袋に入れて袋の口を縛るとか、飛んでくるスリップスをこのような粘着トラップで捕殺するかぐらいですね。これもどれだけ効果があるのかは疑問ですが、やらないよりはやったほうがいいのかな~?
スリップスがあまりにもしつこくて腹が立つので、スリップスをやっつける方法についてこれからいろいろ調べていこうと思います。