幼稚園でアタマジラミ発生!?バラの黒星病も早期発見が大事

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幼稚園でアタマジラミ発生!?バラの黒星病も早期発見が大事つるバラと宿根草の小さな庭づくり幼稚園年長の長男が先月、幼稚園からこんなプリントをもらってきました。

 

 

なんでも、幼稚園の園児さんで“アタマジラミ”に感染した子がいるらしく・・・

シラミなんて、現代では全く関係のない過去の話かと思っていましたが、

今でもまだあるんですねー!

 

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幼稚園の保健だよりによると、

アタマジラミは1年を通して髪の毛に寄生し、

特に頭をくっつけて遊ぶことが多い園児や小学生の間で感染しやすい

とのこと。

 

アタマジラミは早く発見して退治することが大切だということですが、

これはバラの病害虫対策にも通じるところがありますよね。

 

バラの病気でわたしが特に悩まされているのは“黒星病”。

黒い点々模様がバラの葉にできてつぎからつぎへと広がっていくので、

別名、“黒点病”とも呼ばれています。

 

 

黒星病は、発見したときには時すでに遅し!の状態になりやすい病気なので、

本当に厄介なんですよね・・・

 

黒星病は、“うどんこ病”とともにバラの2大病気とも言われているほど

発生率が高い病気。

地植えのバラにはもう宿命としか言えないメジャーな病気ですが、

なんとかして発生を抑えたいものですよね。

 

黒星病を抑えるには、アタマジラミのように日頃の観察&早期発見が大事。

消毒殺菌のために薬剤散布をする場合は、

黒星病が発生する前に予防の意味で行う必要があります。

 

以下、黒星病についてまとめてみたので参考にしてみてくださいね。

 

黒星病

主な発生時期:

4月から11月までの気温20~25℃ぐらいのとき

 

特に注意すべき時期:

梅雨時期や秋の長雨の時期

 

初期症状:

葉に墨をにじませたような直径3mm程度の斑点模様ができる

 

病気の経過:

地面に近い葉から上の葉へと斑点模様が広がっていき、やがて葉は黄変して落葉する

 

特徴:

  • 雨に当たると胞子が広がるので急速に感染が広がる
  • 一度かかると完全に殺菌するまで手間がかかる
  • 軒下やベランダなど、雨の当たらない場所では発生しない

 

対処法:

  • 発見したら病気にかかった葉を摘み取って薬剤を散布する
  • 病害がなくなるまで3日おきに3回程度薬剤散布を行う
  • 鉢植えの場合は軒下で栽培するか、雨が降りそうなときに軒下に移動する

 

予防と対策:

  • 前の年に黒星病になった株は3月くらいから早めに防除を開始する
  • 耐病性の高い品種を選ぶ
  • 風通しを良くする
  • 落ちた葉は拾って処分する
  • 水遣りや雨による泥はねを防ぐため、株元をマルチングする

 

アタマジラミにしても黒星病にしても、

早期発見、早期対処が重要。

黒星病から大切なバラを守るためには、

日頃からバラをよく観察して目をかけることが必要なんですね。

 

アタマジラミの件も、もう一度息子の頭をよーく観察してみたいと思います(笑)

 

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こんにちは!布施ほたるです。

つるバラと宿根草についての話とフラワーアレンジ、押し花についての話をゆる~く語っています。

ときたま子育ての話や気になることなどもぽつぽつ語ります。

植物によって得られる“癒し”は何事にも替え難いですね。

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