
何かしら植物を育てている方なら一度は耳にしたことがあると思う、“ニーム”。
ニームの種子から抽出した液にはアザディラクチンと呼ばれる超強力な殺虫成分が含まれていて、
なんと200種類以上の害虫に効果があるといわれています。
“超強力な殺虫成分”と聞くとなんだかちょっと物騒な気もしますが、
この成分は不思議なことに人畜無害!
人や動物、農作物には一切害がないことでも知られているんですよね。
ニームの木自体は南アジア・中南米・アフリカに広く分布していて、
樹高は20mほどに成長、白い花を咲かせオリーブに似た果実をつけます。
で、この果実の中にある種子の、さらに中にある核に、
アザディラクチンと呼ばれる殺虫成分が高濃度に含まれているとのこと。
ニーム核は害虫予防に半端なく効果がある!というのをどこかで目にし、
3月からの害虫対策として試してみることにしました。
バラ栽培でわたしが特に困っている
スリップス、アブラムシ、ヨトウムシなどにも効果あり!ということで、
しかも病菌を防除する拮抗菌のひとつである放線菌を大量に増やしてくれる効果も高いそう。
「害虫を予防するうえに土壌改良効果もあるなんてすごすぎる!」
と驚いてすぐさま試したくなったわけです。
うわさではニオイがキツイということだったので、
どんなものなのかな??と思ってまずはお試し程度に
こんな小さな1回分使いきりタイプを購入してみることに。
こういうことが気軽にできるのもメール便送料無料のなせるワザですね。
わたしが足しげく通う(笑)花ひろばさんのニーム核です。
さて、気になる中身はというと・・・
さらっとした乾燥気味の土って感じ。
ゴロッと大きい粒もあれば細かい粒子状のものもあります。
そして一番気になっていたニオイについてですが・・・
確かにキツイと言えばキツイですがわたしには無問題!
むしろずっと嗅いでいたいぐらい効果のありそうなニオイです(笑)
今回は、昨年ヨトウムシが発生した鉢植えのバラにパラパラッとまいてみました。
本当に1回分1袋ですね。
多くも少なくもなく、アルミパウチを開けてすぐに使用できるので便利です。
追肥の場合はひと月に1袋ということですが、
他の肥料との兼ね合いもあるので
様子をみてローテーションしていってもいいかなと考えています。
ちなみに今度購入するときはお得な2kgサイズですね。
袋を開けたときのむせかえるようなニオイにはまっちゃいました。


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