さくらんぼジャムの作り方とさくらんぼの種を簡単に取る方法

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さくらんぼジャムの作り方とさくらんぼの種を簡単に取る方法つるバラと宿根草の小さな庭づくり 

さくらんぼ農家である夫の実家のお手伝いをスタートしてからもう1週間。

わたしの仕事は、もぎ取ったさくらんぼを箱詰めして発送するまでなんですが、

その過程で商品としてお客様に提供できないさくらんぼがたくさん出ます。

いわゆる“廃棄”というやつですね。

 

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で、この廃棄されるさくらんぼは一体どんなさくらんぼかと言うと、

  • 軸が取れてしまっている
  • 表面に傷が付いている
  • 色が黄色っぽくて赤く色付いていない
  • 実が小さい
  • 実が双子になっている

 

このように、見た目が不恰好だったりちょっとした欠点があるだけでも

廃棄対象のさくらんぼになってしまうんですね。

食べれば普通のさくらんぼと全く遜色ないのに、

こういう理由だけで捨てられてしまうなんて本当にもったいないです。

 

そこでわたしは、廃棄処分されるはずのさくらんぼをもらってきて

できるだけさくらんぼジャムに加工していただくようにしています。

先日もさくらんぼジャムを作って、そのレシピと作り方を他のブログにUPしました。

>>さくらんぼ農家直伝!さくらんぼジャムの作り方レシピ

 

さくらんぼジャムの作り方について

さくらんぼ畑にいらっしゃるお客さんからよく質問されるのが

さくらんぼの種の取り方について。

さくらんぼを砂糖で煮込む前に種を取るのか、

それとも煮込んだ後に種を取るのか、みなさんお悩みのようです。

わたしはどちらのパターンもやったことがありますが、

どちらも一長一短、楽な部分と面倒な部分がありますね~。

 

まず、一般的なのは種を先に取ってしまう方法

さくらんぼを煮込む前の生の状態で種を取っていくので、

種がさくらんぼジャムの中に混ざり込むのを防ぐことができます。

それに、煮込んでベタベタの状態のさくらんぼを触らずに済むのがメリットです。

それから、さくらんぼのまーるい形がキレイに残るのもいいですね。

 

ですが、この種の取り方にも欠点があって、

取り除いた種をお茶パックなどに入れてさくらんぼと一緒に煮込まなければなりません。

“種をお茶パックに入れる”という一手間がかかるんですね。

 

ここでどうして種を入れなければならないかと言うと、

種のまわりには「ペクチン」と呼ばれる成分がたくさんあって、

これがジャムを固める働きをしてくれるからからなんです。

なので、種を加えずに煮込んだ場合、ジャムならではのとろみがつかず、

シロップっぽいゆるーいジャムになってしまいます。

ヨーグルトに混ぜて食べるのならシロップ状態でも問題ないでしょうが、

パンにつけて食べる場合はある程度固まっていないとパンがひたひたになって食べづらいですよね。

 

種をお茶パックに入れるという手間がかかりますが、

しっかりとしたさくらんぼジャムを作りたい場合は必須の作業になります。

 

つぎに、種を後で取る方法についてですが、

さくらんぼをある程度煮込んでとろみがついた状態で

柔らかくなったさくらんぼから種を取り除いていく方法になります。

 

さっきの方法と違って種をお茶パックに入れて一緒に煮込むという手間はかかりませんが、

ベタベタの状態のさくらんぼから種をひとつひとつ取り除いていかなければなりません。

これは結構骨の折れる作業で取り残しが出てくる場合もあるので、

やっぱりわたしは先に種を取る方法のほうが断然好きですね~。

 

で、先に種を取る場合の取り方なんですが、

さくらんぼの軸を取った後にできる軸穴を1回割り箸で押し広げてあげてから

さくらんぼのお尻のほうから割り箸を突き刺すと割合簡単に種を取り出すことができます。

さくらんぼのまんまるい可愛い形を残したい場合は、

このような方法で種を取り出すとうまくいくのでぜひ試してみてください^^

 

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こんにちは!布施ほたるです。

つるバラと宿根草についての話とフラワーアレンジ、押し花についての話をゆる~く語っています。

ときたま子育ての話や気になることなどもぽつぽつ語ります。

植物によって得られる“癒し”は何事にも替え難いですね。

新ブログ『バラの育て方と栽培日記』も合わせてご覧くださいね。

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