【9月のつるバラ作業】台風対策&シュートを誘引しやすく固定する

今日から9月!最近はずっと雨続きで気温も涼しく、梅雨のような天気が続いています。なんだか夏がいきなり終わってしまったようでちょっと物悲しいです。

ガーデナーにとっては庭仕事がやりやすい時期に突入し、暑い時期になかなかやることができなかった庭仕事にやっと落ち着いて取り掛かれる季節になります。東北のほうは暑さのあと、あっという間に寒さが来てしまうので、ちょうどいい時期って本当にわずかなんですよね…。この貴重な時期をしっかりとガーデニングに充てたい!と早速意気込んでいるわたしです(^^)

涼しくなってきたこともあってか、つるバラのアンジェラも一気に咲きだしてきました。アンジェラはヨーロッパのほうでは四季咲きの木立バラとして扱われているそうですね。それも納得の咲きっぷりです。アンジェラ つるバラさて今日は、9月に行っておきたいつるバラ作業についてまとめてみたいと思います。

…と言ってもつるバラの場合は普段通りの作業でまず問題ありません。9月は木立バラの夏剪定の時期ですが一季咲きのつるバラには関係ないので、連続して咲くようなシュラブローズの場合だけ花がら切りの作業を行っていきます。このときの花がら切りは、枝先に葉を2~4枚ほどつけて軽めに切るのがポイント。

つるバラは基本的に冬剪定になるので、この時期には深く切ることはしません。夏の間に長く伸びたシュートは次の年の主枝になるので、まっすぐ上に向かって固定しておきます。夏から秋にかけて台風が頻繁に発生するので、強風で枝が折れたりしないように注意します。つるバラは何と言っても長い枝が大事ですからね。冬の誘引時に「良い枝がない!」と困ることにならないためにも枝の保護には十分に気を配ったほうがいいです。伸びたらこまめにひもでくくるなど、重みで枝がポッキリ折れてしまわないように気をつけましょう。

もし、枝を誘引したい方向があらかじめ分かっている場合は、冬の誘引を少しでも楽にするために誘引したい方向へ気持ちだけ少し倒し気味に固定しておくと、枝に癖がついて誘引がしやすくなります。冬場は枝が締まって堅くなるので、生育期の枝がやわらかいうちにちょっとだけ曲げ癖をつけておくのがポイントですね。

秋バラの時期だからと言ってつるバラには特別な作業はありませんが、来年に花が咲く姿を想像しながら枝の方向をある程度決めておくと誘引のときに楽かもしれません。

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