筍みたいにギボウシが顔を出した!宿根草ギボウシは食べられる!?
春の旬の食材と言えばやっぱり筍!竹に旬と書いて“たけのこ”なんですよね。筍を使った料理は春に欠かせないメニューです。
筍は竹林でにょっきりと顔を出してズンズン大きく伸びていくのですが、うちの庭の東側ににょっきり顔を出したのはこれ。(あ、ダンゴムシ発見!) ギボウシです。ホスタとしても知られていますよね。わたしの実家のほうではギボウシのことをギンボと言ったりします。
このギボウシ、イギリスではガーデニングに欠かせない宿根草としてとっても人気が高いのですが、日本でも年々人気が高まっていますよね。色や形、大きさもさまざまで、キレイなカラーの斑入りのギボウシもたくさん作出されているのでシェードガーデンを彩るカラーリーフとして楽しむことができます。
ギボウシの代表種と言えばなんと言っても“ギボウシ 寒河江(サガエ)”。サガエは山形県の寒河江市で作出されたギボウシで、大きさ・形・色合いのどこをとっても素晴らしい品種です。
本格的に庭づくりを始めようと計画しだした当初、ギボウシだけは絶対に外せない植物だと思っていたんですね。ですが、ギボウシは基本的に大きくなる品種が多いので敷地の狭い我が家にはちょっと難しいかな…と。
でも、最近のギボウシは品種改良でどんどんコンパクト化されていて、狭い庭でも気軽に取り入れやすいようになってきました。わたしが選んだギボウシも小型~中型品種で、他の植物を圧迫しすぎず主張しすぎない大きさなのでちょうどいい感じで楽しめています。
ちなみに2株あるギボウシの品種はパトリオットとハルシオンです。パトリオットは斑入りの葉が美しく、ハルシオンはブルーがかった深いグリーンが魅力。どちらもお気に入りのギボウシです。
鑑賞用としてガーデニングに欠かせない存在となっているギボウシですが、実家のほうでは“ギンボ=山菜”としかみなしていないようで(汗)。オオバギボウシの若葉はウルイとも呼ばれていて、ゆでてマヨネーズじょうゆで食べたりするのが定番です。
わたしからしたらギボウシが食卓に出てくるのがアンビリバボーな状況なのですが、実家の家族からしたらギボウシを鑑賞用のためだけに育てているのが信じられないようです(笑)。まぁ、ほとんどの植物は毒がない限りは食べられるものだと思うので、「郷に入っては郷に従え」でわたしもいただきますが。食べるたびに違和感はいつも感じていますね~。