バラの夏剪定はなぜ必要?夏剪定の意味と目的は?

バラの夏剪定はなぜ必要?夏剪定の意味と目的は?

ただいま、関東地方を基準とした地方ではバラの夏剪定時期真っ只中ですが、そもそもバラの夏剪定はどうして必要なのでしょうか?

極論を言えば、バラは剪定なんてしなくても時期が来れば自然に咲きます。人間が剪定してあげないと花を咲かせられない植物なんて理論上は存在しないんですよね。ですが、バラは適した時期にしっかりと剪定をしてあげることで大きく美しい花を咲かせることができるんです。

バラの剪定には冬剪定と夏剪定がありますよね。春の花のための冬剪定は、ガッツリ深くまで切る強剪定をしますが、秋の花のための夏剪定はそれほど深く切ることはしません。あくまでも目的は秋に大きくて美しいバラを開花させること。あまりに深く切ってしまうと、開花まで日数がかかってしまって秋にバラを見ることができなくなってしまいます。日照時間が短くなり、気温が低くなってくると、つぼみが付いても花が開かなくなってしまうんです。

秋のバラは春のバラに比べると、花もちが良くて花色も鮮やか。そのバラ本来の美しさがハッキリと現れます。それは春よりも秋のほうが朝夕の気温差があって、日中の気温も低いからなんですね。バラの真の美しさが見たかったら、秋バラを美しく咲かせることが一番!そして、そのためには夏剪定が必要だというわけです。

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