
今日の趣味の園芸は、
「もっと自由に!庭バラの冬せん定」と題して
園芸研究家の村上敏さんがナビゲーターの三上真史くんと一緒に
木立バラと半つるバラの剪定について解説してくださいました。
今日の講師である村上敏さんは、
日本のブランドバラでもある京成バラ園のチーフアドバイザー。
いつもやさしく丁寧な解説をしてくれる、趣味の園芸おなじみの先生ですよね!
以前の記事で、ロザリアン17人中4人が選んだオススメのつるバラはこれ!ということで
半つるバラのレイニーブルーをご紹介しましたが、
今回の放送でも半つる性のバラとしてレイニーブルーが紹介されましたね。
やっぱり、あの花色と言い、多花性と言い、
「人気がどんどん出てくる注目のバラになるはず!」
というわたしの読みは当たっていたようです^^
ロザリアン17人の中にはもちろん村上敏さんもいらっしゃって、
“わたしの好きなバラ”ということでつぎの3品種を挙げています。
1位のハンスゲーネバインは、我が家にも地植えしている木立バラですが、
植えつけて1年目からとっても素敵にたくさん咲いてくれました。
花首がしっかりしているのでうなだれるようなこともなく、
上を向いて可愛らしく咲いてくれます。
で、話は変わりますが、
今日の趣味の園芸では剪定のキーポイントとして
“頂芽優勢”というワードが何度も登場しました。
この頂芽優勢とはどういう意味かと言うと、
バラに限らず植物の本能とも言うべきもので、
植物の枝の先端にある芽(頂芽)が下のほうにある芽(側芽、わき芽)よりも
成長が優先されることをいいます。
木立バラの場合、
☆バラをたくさん咲かせたい
⇒頂芽を多く残すために枝が分岐している上で剪定する
つまり、枝の数を多く残して頂芽をたくさん成長させることで
たくさん花が付くというわけですね。
これはもちろん、つるバラの剪定・誘引にも当てはまることで
枝をなるべく横に倒して地面に水平になるように誘引するのが
花付きを良くするポイントなんです。
それから、木立バラの場合、
☆バラを大きく咲かせたい
⇒頂芽を1つにして栄養分を凝縮させるために枝が分岐している下で剪定する
枝数を少なくすることで1つの枝に栄養分が集中するので
大きくて質の良いバラを咲かせることができます。
バラを剪定するときは、どの芽をどんなふうに育てたいのか、
どんなふうに咲かせたいのかを想像しながら、
頂芽優勢をキーポイントに考えていくのが大事なんですね。


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