
“ワイルド”というだけあって野性味が強い宿根草で、植えっぱなしOKなので、
植えてから一度も手をかけたこともなく完全に放置状態になっています。
で、これまで特に栽培方法すら気にしたこともなく過ごしていたわけですが、
冬時期は庭仕事も完全にお休みで
ガーデニングにかけていた時間がまるっと空くので、
ここら辺でワイルドストロベリーの育て方を
しっかり知っておこうと思って調べてみました。
とは言っても、ワイルドストロベリーは暑さ・寒さにも強く、
丈夫で育てやすい宿根草なので、
これというポイントというのもそんなには見つからないのですが(汗)
今回は、ワイルドストロベリーの魅力や栽培で押さえておきたいポイントを
覚書としてまとめてみたいと思います。
ワイルドストロベリーってこんな宿根草!
■ 学名 : Fragaria var.semperflorens’Golden Alexandria’
■ 別名 : クサイチゴ オランダイチゴ
フラガリア センパーフローレンス(学名) など
■ バラ科 耐寒性多年草(冬期半常緑~落葉)
■ 主な花期 : 春~秋(四季咲き、四季なり)
■ 草 丈 : 20cm前後(生育後の高さ)
■ 耐寒性 : 強
■ 耐暑性 : 強
■ 日 照 : 日向~やや半日陰
■ 原種の代表的な原産地 : ヨーロッパ
あ、そう言えばイチゴってバラ科なんですよね~。
確かに、バラの国産苗の台木に使われる一重咲きのノイバラなんかと比べると
上の写真はテリハノイバラ。
そしてこちらが我が家のワイルドストロベリー。
ね、ノイバラと似てるでしょ?
ワイルドストロベリーの3つの魅力
①丈夫で育てやすい!
まずはやっぱり、丈夫で手がかからないことが一番の魅力かと。
ワイルドストロベリーは耐暑性・耐寒性ともに優れていて、
年がら年中、戸外で育てることができます。
病害虫にも強くて、特別何か調子が悪くなったなんてこともありません。
手間がかからない上によく広がって大きくなり、
枯れたり弱ったりする気配は全くなし。
我が家では地植えですが、もちろん鉢植えで楽しむこともできます。
②長期間、実を収穫できる!
ワイルドストロベリーは四季なり性なので、
真夏と真冬以外は常に花が咲いて実をつけます。
耐寒性が強く、むしろ寒さに当てることで花芽がつき実つきがよくなります。
花芽の数だけ実が収穫できるので、
どれだけ咲かせられるかが勝負です。
と言いながら、特に何にもしていないんですけど(笑)
とにかく常に1つか2つ花が咲いている感じですね。
収穫した実は、その場でサッと洗って生のまんまいただくのがおすすめ。
ジャムや果実酒にしてもおいしいらしいですが、
わたしはまだやったことがないですね~。
③可愛いので観賞用としても楽しめる!
ワイルドストロベリーは収穫して食べられるだけじゃなく、
見た目が可愛らしいので鑑賞用としても楽しむことができます。
グリーンの葉っぱと白い小花、そしてルビーのように真っ赤な実が
なんとも言えずキュートなので、
庭のアクセントや寄せ植えのワンポイントにもおすすめです。
ワイルドベリーの栽培で押さえておきたいポイント
放任でも自分の力で花を咲かせて実を実らせるほど
とっても丈夫なワイルドストロベリーですが、
きれいに花を咲かせておいしい実をたくさん収穫するためには
いくつかポイントがあります。
①水切れしないように注意する!
ワイルドストロベリーを健康に育てるには、
土を過湿状態にせず、また乾かしすぎないというバランスが大切です。
地植えの場合は植えつけたら特に水遣りは必要ありませんが、
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えるようにします。
実をおいしく甘くするためには、結実した後は水を控えめにし、
葉が少ししおれてきたらたっぷり水遣りするようにします。
②育てる場所は日当たりのよい場所を選ぶ!
ワイルドストロベリーの実つきをよくするためには、
1日5時間以上の日照がある日当たりのよい場所が理想的です。
土は水はけのよい土を選ぶことも大切。
鉢植えの場合は5号鉢ぐらいに
鹿沼土+赤玉土+腐葉土を5:2.5:2.5の割合で混合して植えるとGood!
③月に1回肥料を与える!
ワイルドストロベリーは植え付け時には肥料は与えません。
根がしっかりと回ってきたら、月に1回、
ワイルドストロベリーの株元に化成肥料を置いてあげます。
肥料の与えすぎは葉っぱだけを茂らせることになるのでほどほどが肝心。
④秋になったら枯葉の整理をする!
10~11月に枯れ葉を取り除いて通気性を良くすることで、
翌年に新しい葉と芽が出やすくなります。
鉢植えの場合は植え替えを行うのもこの時期。
株分けをしてふやすこともできます。
収穫しておいしい!アレンジして楽しい!ワイルドストロベリー。
幸福をもたらしてくれるというジンクスもあったりするので
あなたもぜひ育ててみてください^^
↓あ、こういうワイルドストロベリー栽培セットもあるんですねー!
土も必要な分だけだから便利かも。↓


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