
わたしが住んでいる地方は関東以北にあって冬は雪深い地域なのですが、
だからと言って夏の間冷涼な気候であるわけではなく・・・
関東以南にある地方ほど恐ろしく暑いというわけではないものの、
真夏の暑さは厳しいものがあります。
事実、かつては日本の最高気温記録を保持していた県でもあり、
それなりにぐわ~っと暑くなる地方でもあります。
で、何が言いたいのかというと、
バラを選ぶときには耐寒性だけではなく
耐暑性についてもしっかりと確認しておかなければならないということです。
じゃないと、いくら耐寒性が高くて寒さに強い品種でも
耐暑性が低くて暑さに弱かったら結局ダメになってしまうからです。
四季咲きのバラというと春から秋まで絶え間なく花が咲くイメージがありますが、
実はそういうわけではなく、
5月の末頃に1番花が咲いて6月の末から7月のはじめに2番花が咲くと
暑い夏の間はあまり良い花は期待できないんですね。
つまり、梅雨明け以降の暑い時期に咲く3番花は
色・形ともに最高の花は望めない場合が多いということなんです。
ですが、これはあくまでも一般論。
たとえ真夏の暑い時期であっても
暑さに負けずパワーいっぱいに花を咲かせ続けてくれる、
比較的耐暑性が高いバラもあるんです。
我が家にあるバラの品種で例を挙げると、
耐暑性がものすごく高いと感じられるのは断然“ファビュラス!”。
ファビュラス!を入手してはじめての夏にキャンプで1泊したのですが、
帰宅してその光景にびっくり!
ほかのバラたちが暑さで元気のない中、
ファビュラス!だけはいくつもつぼみを上げて花をたくさん咲かせていたんです。
考えてみれば梅雨明け後の3番花が咲いたことになります。
これには本当に驚いたのですが、
あとからファビュラス!について調べてみると納得。
耐暑性が高く暑さに強いバラとして大々的に紹介されていたんですね。
ファビュラス!のほかには、
伊豆の踊子
フレグラントアプリコット
ホーム&ガーデン
などが暑さに強い品種として挙げられていました。
年々温暖化傾向が強まっていく苛酷な環境の中、
暑さに負けずに美しい花を咲かせてくれるこれらのバラは
本当に貴重な存在だと思います。
関東以南の方にぜひおすすめしたいですね!


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