
“適材適所”
意味は、「その人の能力や適性を考慮して、その人にふさわしい地位や仕事につけること」。
この適材適所という言葉は主に人に対して使われる言葉ですが、
これがしっくりくると感じた出来事があったのでそのお話です。
木立バラのボレロは、個人的に今一番グッときているバラなのですが、
我が家ではこのボレロがこれまでなぜかあまり振るわなかったんですね。
花が咲けばもちろんその美しさはお墨付きなのですが、
株自体にあまり勢いがなく、思ったほどつぼみをあげてくれない・・・
でも、それもそのはず、植え場所を思いっきり外していたからなんですよ。
ボレロは樹高が80cmほどともともとコンパクトにまとまる品種で、
樹勢もそれほど強くはなく・・・
明らかに鉢植え向きのお姫様タイプのバラなんです。
それなのに、我が家では何をどう思ってか、地植えにしてあったんですよね(汗)
当時のわたしの元へタイムマシーンで戻ることができるのならば、
「ボレロを“地植えにする”!?
悪いことは言わないから、お姫様は鉢植えにして大切に育てなさい!!」
と忠告したいぐらいです。
そういうわけで地植えから鉢植えに植え替えしました。
ボレロを地植えにして分かったことは、
1m以下にしかならない木立バラを地植えにしたところで
バラ本人はたいして喜びもしないということ。
むしろ、広い大地(と言ってもうちは狭いですが)に野放しにされておびえてしまい、
本来の持ち味や美しさを本領発揮できなくなってしまうんですね。
その証拠に、ボレロを地植えから鉢植えに植え替えた途端、
今までにないぐらい生き生きと成長し始めたんですよ。
ボレロの鉢として選んだのは、先日購入したばかりの樹脂ポット鉢。
というか、ボレロの植え替えのために購入したというのが正しいんですけどね。
本来ならば、秋バラ全盛期のこんな時期に
掘り上げて植え替えるべきではないのでしょうが、
寒さが本格的になってくるとわたしのほうが作業する気力を失ってしまうので仕方ないです。
つるバラの剪定・誘引も、わたしが外に出られると感じるギリギリのところで行うので、
11月中にはすべて終わらせておきたいですね~。
・・・と話がそれてしまいましたが、
ボレロは地植えにするよりも鉢植えにするのがベストです。
地植えのときは今ひとつ枝がしっかりしていなかったんですが、
鉢植えにしてからはこんな感じでつぼみをプックリとふくらませるようになりました。
適材適所、ボレロにふさわしい植え場所に落ち着いたというわけです。
これから低温が続くようになると、せっかくのつぼみが開かなくなってしまうので、
それまでにキレイに咲いてくれればいいなぁ・・・と思っています。


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いつも応援ありがとうございます^^
はじめまして。
素敵なバラのお写真に惹かれ、拝見させていただきました。
バラは育てたことがなく、来年の早春に植えたいと思い、ただいま猛勉強中です(笑)
娘(3歳)の希望もあり、ピンクのバラを…と考えた際に、「ハンスゲーネバイン」を花壇に植えようと思っていましたが、このブログを拝見し、鉢植えの方がいいのか、悩みはじめました。
薔薇にも適材適所があるんですね。
庭が狭く、あまり植えることができませんが、いつか布施さんのような、きれいな庭を自分でつくりあげたいものです。
これからも、ブログの更新、楽しみにさせていただきます!
あやかさん、はじめまして。
ブログへの訪問&コメント、ありがとうございます^^
ハンスゲーネバインは我が家では地植えで育てています。
樹高があまり高くならずに、横へ横へと枝を伸ばすタイプの木立バラなので、
花壇の面積を埋めるにはぴったりのバラだと思います。
ただ、花壇ということはほかの草花が周りにあると思うので、
バラ自体が草花の陰に隠れがちになってしまうことも考えられます。
ハンスゲーネバインよりも背が低い草花でしたら大丈夫かと。
一案としては、とりあえず鉢植えにしてみて、
それをさらに花壇へ紛れ込ませるように置くというのもアリかな~と思います。
実際、わたしもいくつかの鉢をいろいろな場所へ配置して楽しんでいますよ^^
庭は狭ければ狭いなりにキレイにまとまるというメリットがあるので、
ぜひ、庭づくりを頑張ってみてくださいね!
わたしもガーデナーとして精進したいと思います^^
アドバイス、ありがとうございます。
まずは鉢植えで、その場所の環境が本当にいいか、試してみることにします!
また、ぜひ花の咲くころに、布施さんのお庭のハンスゲーネバインもご紹介してくださいね^^
楽しみにしています!
あやかさん、こんにちは^^
そうですね、最初は鉢植えで環境に適しているかどうかをチェックするのが賢いやり方ですね。
バラの季節になったら、あやかさんのハンスゲーネバインの様子もぜひお知らせくださいね^^