DIYで花壇づくり!レンガ花壇のメリット・デメリット
DIYで花壇づくりをしたい!ということで、花壇の素材を何にしようか考え始めてからしばらく・・・前回は、枕木で花壇を作ることのメリット・デメリットについてわたしなりに考えたことをまとめてみました。
そして今回は、花壇と言えばコレ!という素材、レンガのメリット・デメリットを考え付くだけ挙げてみたいと思います。
レンガは花壇づくりの王道素材!レンガを使うメリットは?
まずはじめに、レンガを花壇の素材として使うメリットから考えてみますね。
洋風ガーデンによく似合い、どんな素材ともケンカせず溶け込みやすい
レンガの歴史は枕木に比べてとても古く、現在使われているような焼きレンガは紀元前3000年ごろにはすでに使われていたといいます。現代でもヨーロッパではレンガづくりの建物やレンガを敷き詰めた道が多く見られ、長い間たくさんの人々に愛されてきた素材であるということが分かりますね。レンガは洋風ガーデンによくマッチする素材でどんな植物や素材ともなじみ、風景の一部として溶け込みやすいからでしょう。
大きさや重さが手ごろで扱いやすい
一人では持ち運ぶことが困難な枕木と比較してレンガはひとつひとつが手ごろなサイズなので扱いやすいですよね。花壇の素材としてはもちろん、敷き詰めてレンガの小道をつくったりするのにも使えます。時間がかかっても一人で作業できるというのはほかの誰にも迷惑をかけないという点で優秀です。
経年劣化がかえって味わい深さを出してくれる
レンガは枕木のように腐ったり朽ちたりということがありません。逆に、年月が経つにつれて黒ずみや色あせが生じたり、ふちが欠けて丸みを帯びてきたりとアンティークな雰囲気になっていきます。時間が経てば経つほど庭になじんでいくのでナチュラルガーデンにぴったりですね。
理想のイメージに合わせてたくさんの選択肢から選ぶことができる
レンガと一口に言ってもその色や形、質感は原料や焼き方によってさまざまです。しっかりと形が整えられたシャープなレンガは庭を整然とした印象に見せてくれますし、角を落として丸みを帯びたレンガは庭をやさしい雰囲気に見せてくれます。それから、色の濃いレンガを選べば落ち着いてシックな雰囲気に、色の薄いレンガを選べば明るくてあたたかい雰囲気になります。レンガにはたくさんの選択肢があるので、理想のイメージに合ったレンガを選ぶというのも楽しみのひとつですね。
レンガ花壇はここが欠点!レンガを使うデメリットは?
では、つぎはレンガを花壇の素材として使うデメリットについて見ていきましょう。
レンガ積みにはモルタルで接着する手間がかかるので大変
DIYでレンガ積みをやろうと思えばやれなくはないですが、まっすぐキレイに積み上げようと思ったら水平をとったり地面を平らに整地したりする必要があります。それから、積み上げたレンガを固定するためにはモルタルを練って接着する作業もあるわけなのでわたしのようなDIY初心者にとっては敷居が高く感じられます。キレイなレンガ花壇をつくりあげる自信はわたしにはありません…。
一度つくったら取り壊したり移動したりするのが困難
わたしは庭は常に変化し続けるものだと考えています。なので、状況に合わせて植物を移動したり配置転換をしたりというのもアリだと思っているんですね。花壇が必要なくなって撤去したり花壇自体を移動したりしたくなった場合、それが簡単にできれば言うことナシなのですが、モルタルで固めてしまったレンガ花壇の取り壊しや移動は現実的に考えても不可能に近いですよね。将来的なこともきちんと考えておかないといけないわけです。
以上、レンガを花壇の素材に使うことのメリットとデメリットについて見てきました。レンガは経年劣化がかえって味になるというのは魅力ですが、施工の大変さがどうしてもネックになってしまいますね~。