不織布ガーデンバッグの崩壊…地植え木立バラ ノヴァーリス移植前の掘り上げ

不織布ガーデンバッグの崩壊…地植え木立バラ ノヴァーリス移植前の掘り上げ

つるアイスバーグローズポンパドゥールブルームーンに続いて、前の庭から今の庭へのバラ移植作業4株目は木立バラのノヴァーリスです。もともと日当たりの良い北西のスペースに地植えしていたノヴァーリス。そのうちコニファーの陰になり、お世話もろくにできない中こんなに大きく立派に成長していました。今日はそのノヴァーリスを掘り上げていきます!

基本的に地植えのバラは不織布のガーデンバッグに植え付けた後、植え穴にすぽっと入れるようにして植えています。もともとの庭の土が盛り土で状態が良くなかったことと、万が一植え付け場所が気に入らなくて場所を移動しようと思ったときに移植ができるようにと試行錯誤したうえの方法でした。その「万が一」のときがやってきたというわけです。

つるはしを使ってガーデンバッグの周り付近を掘っていくとガーデンバッグの持ち手部分が見えてきました。

一部が発見できればあとはその延長線上をどんどん掘り進めていくだけ。

ガーデンバッグの全容が見えてきました!

調子に乗ってざくざく掘っていたら、つるはしでざっくりいった部分が避けてしまいました。ガーデンバッグがもろくなってしまっているので仕方ありませんね。ですが、ガーデンバッグが崩壊してしまったのでこのまま掘り上げることができなくなってしまいました。

そこでリスキーなのは承知のうえで根鉢をそのまま掘り上げることに。ガーデンバッグで根域制限されているとはいえガーデンバッグの外にも相当根が張っているので大変です。太い幹を両手でつかみ揺らしながら少しずつ根を切っていきます。

 

「うんとこしょ、どっこいしょ!」なかなか株は抜けません。

まるで大きなかぶを引っ張るおじいさんになったかのように、渾身の力を込めて全力で引っこ抜きました!このとき尻もちをついてしまったので、思わず周囲をきょろきょろ…笑。

そしてこれが無事掘り上げることができた木立バラ ノヴァーリスです。文章ではその大変さを伝えられないのがもどかしいですが、掘り上げるまでに結構な時間がかかっていますよ…。疲労困憊です。ガーデンバッグだけでなく腰も崩壊寸前です。

太い根っこを3本ほどぶった切ったので、その分長く伸びた枝を極限まで切り詰めました。これを新しいガーデンバッグに植え付けます。

車の荷台に乗せて今の庭に運び、植え穴を掘ってすぽっと入れる…ここまでできてやっと移植完成です。日中はだいぶ暑くなってきたので移植までなんとか枯れずに済むといいのですが…。

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