驚異の開花期間!花持ちが良すぎるミニバラ プリンセスオブインフィニティ
「鉢植えで育てられるコンパクトなバラでおすすめの品種は?」と聞かれたら、今のわたしは必ずこのバラを勧めるでしょうね。ミニバラの「プリンセスオブインフィニティ」です。
ジャパンフラワーセレクション2014-2015の受賞品種で、ベスト・フラワー(優秀賞)、ブリーディング特別賞、モーストジョイ特別賞など数々の賞を受賞している素晴らしいバラです。
ミニバラ プリンセスオブインフィニティ
プリンセスオブインフィニティの特徴として特に素晴らしいのが花持ちの良さです。一般的なバラの花持ちは持っても3週間くらいが限度ですが、プリンセスオブインフィニティの場合は咲き始めから終わりまで5週間持つとされています。花持ちが良いという表現では足りないほど、常識を超えた花持ちの良さを誇るミニバラなのです。
プリンセスオブインフィニティは花持ちの良さが驚異的なだけでなく、その開花期も驚くほど長いことに注目!なんと冬期間を除いてずっと咲き続けてくれます。
四季咲きバラの中でも四季咲き性が強い、まさに「インフィニティ=無限」の可能性を秘めているお姫様が、プリンセスオブインフィニティなのです。
プリンセスオブインフィニティが我が家にやってきた
よく行く園芸店の片隅で、状態が良くないせいか半額に値下げされていたのを見つけたのが最初の出会いでした。手に取ってみては「やっぱり…」と戻すのを何度も繰り返し、その日は結局買わずに帰りました。ですが、その様子を見ていたのが長男。後日、そのミニバラ プリンセスオブインフィニティが母の日のプレゼントとしてわたしの元にやってきたのです。
↓2023年5月10日のプリンセスオブインフィニティ。もともとコンパクトな品種ですが、まだまだ小さな株に大きな花を咲かせてなんだか重そう…。葉の色も黄変していますね。
やはり状態があまり思わしくなかったので、咲いていた花は摘み取り、これから咲く準備をしているつぼみも摘み取ってしばらくは枝葉を茂らせることに集中させました。
株が成長してきたプリンセスオブインフィニティ
↓2023年8月2日のプリンセスオブインフィニティ。だいぶ株が成長してきたので普通に咲かせることにしました。真夏でも休まずどんどんつぼみが上がってきます!気温の高い時期なので、本来のピンク色がはっきり出ていません。限りなく白に近い薄ピンクといったところです。
このとき咲いていた1輪が驚異の花持ちを見せてくれます。
プリンセスオブインフィニティが驚異の花持ちの良さを発揮!
↓改めて、これが8月2日に撮影した開花の様子です。
↓そして、約1か月後の9月3日がこちら。
花色がさらに薄くなり、花弁も開ききってしべが見えています。ひと月経ってもバラの花の形状をしっかり保って咲いているのには驚きました!
冬にも開花!そのまま春まで咲き続けたプリンセスオブインフィニティ
…それから3か月経った12月。気温が低くなってからは本来のピンク色がきれいに乗り、よりキュートな雰囲気に♡
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、まるで時が止まってしまったかのように春先まで咲き続けていました。開花期間が長く、一度咲いたら花持ちが抜群に良いので、いつも花を見ていたい玄関に置くのがぴったりだと思います。