バラの葉を食べる2大害虫ホソオビアシブトクチバとチュウレンジハバチの幼虫対処法

株元は葉が生い茂っているのに、枝先の葉がなくなっている…!バラを育てている方にとって、そのような状況はよくあることですよね。こんなときの犯人は大抵、ある害虫のどちらか、あるいは両方と決まっています。
その害虫とは、「ホソオビアシブトクチバ」と「チュウレンジハバチ」の幼虫です。この記事では、バラの葉を食べる2大害虫として、ホソオビアシブトクチバとチュウレンジハバチの幼虫に注目。わたしが普段行っている効果的な対処法についてご紹介します!
バラの葉が丸ごと食べられた!害虫による食害の特徴と影響

バラの葉を食べる害虫のなかには、葉の一部分だけでなく、丸ごと食べてしまう種類がいます。代表的なのがホソオビアシブトクチバやチュウレンジバチの幼虫です。これらの虫は短期間でバラの葉を集中的に食害し、最終的には葉脈のみを残して枝ごと丸裸にしてしまうこともあります。
これらの害虫による被害が悪化すると、光合成に必要な葉の機能が失われるため、バラ全体の生育にも影響を及ぼします。害虫によるバラの葉の食害は5月頃から顕著に見られるため、早い段階で物理的に対処することが重要です。
バラの葉を食べる害虫①ホソオビアシブトクチバ

ホソオビアシブトクチバ
ホソオビアシブトクチバは、バラの新芽や若葉などの葉っぱだけでなく、バラの蕾や花弁までも食害することがあります。

ホソオビアシブトクチバは、夜行性で昼間はじっと静止しています。

ホソオビアシブトクチバは、とにかく端っこが好きでかくれんぼが上手。

バラの茎や葉の葉脈にそっくりだから見過ごしやすいんです。

ホソオビアシブトクチバは、年2~3回発生するガの幼虫で、シャクトリムシのように移動します。

止まっていると枝にしか見えないですよね。

下記の動画に、ホソオビアシブトクチバがどこにいるのか探し当てるクイズを差し込んでいます。解答は用意していませんが、お時間のある方はぜひ探してみてください(^^)
バラの葉を食べる害虫②チュウレンジハバチの幼虫

チュウレンジハバチの幼虫
チュウレンジハバチは、若い枝に傷をつけながら産卵します。

その存在に気づいた頃には、葉の葉脈しか残っていないことも…。

バラの枝に縦に長く傷が付いていたら、その先には卵から孵化したチュウレンジハバチの幼虫がいることが…。お行儀よく並んでごはん食べてて偉いね~。

…なんて言ってられません!放っておくと枝が丸裸になります!!
チュウレンジハバチの幼虫の存在には、枝の傷だけでなく、大量のフンで気づくことも多いです。

チュウレンジハバチの幼虫が発生したときは、とにかく数が多いので出すもの(フン)も大量…。

フンの真上を探すと、やっぱり休む間もなく食事中でした。

チュウレンジハバチの幼虫は、庭のパトロールをちょっとでもサボるとあっという間に大きく成長します。

同じくバラの葉を食べる害虫、ホソオビアシブトクチバと違って、こちらは親(成虫)のほうも厄介者。

大事な若い枝を傷モノにされてはたまったもんじゃありません。

産卵中は成虫も捕まえやすいですが、引っ張るとお腹が真っ二つにちぎれるので注意してください…。

バラの葉を食べる害虫を駆除する効果的な方法
バラの葉を食べる2大害虫、ホソオビアシブトクチバとチュウレンジハバチの幼虫を早期に発見した場合、手作業での駆除が最も効果的です。バラの枝先から順番に葉や枝を細かく観察して、見つけ次第、駆除するようにしましょう。
ホソオビアシブトクチバやチュウレンジハバチの幼虫を運良く見つけたら、わたしの得意技!テデトール!!※「テデトール=手で取~る」

慣れって恐ろしいですね…(良く言えば経験値)。見つけ次第、テデトール!!

テデトールが苦手な方は、割り箸を使うといいですね。

燃えるゴミとして捨ててもOKな入れ物を準備して、入れたら忘れずにクリップなどで蓋をしましょう。

特に、チュウレンジバチの幼虫は集団で発生するため、幼虫ごと葉を切り取る方法が有効です。食害されている葉自体を処分することで、幼虫の取り残しを防ぐことができます。
また、成虫であっても、チュウレンジハバチは刺す性質がないため、産卵のためバラの枝に止まっているところを注意深く捕まえて取り除くことも可能です。その際、すでに枝に傷がつけられていて産卵した後の場合は、傷跡の上から卵をつぶすように爪楊枝などでなぞっておけば、幼虫の孵化を防ぐことができます。
ホソオビアシブトクチバにせよ、チュウレンジハバチの幼虫にせよ、発見した初期段階での対処が被害を最小限に抑えるポイントといえるでしょう。
まとめ
バラを健全に育てるためには、定期的な株のチェックが欠かせません。特に5月はバラが最も美しくなる時期であると同時に、害虫が発生しやすいシーズンでもあります。この時期にホソオビアシブトクチバやチュウレンジハバチの幼虫など、バラの葉を食べる害虫が現れ始めるため、こまめにパトロールを行い、葉や茎、枝を確認するようにしましょう。
もしバラの葉を食べる害虫を発見したら、できるだけ早い段階で対処することが重要です。早期発見を心がけることで、被害の拡大を防ぎ、美しいバラの株を維持することができますよ。







