バラの葉が落ちる原因と葉がなくなって枝が丸裸になったバラを復活させる方法

バラは、冬期に葉を落として休眠する落葉樹です。これは、バラが生育期に入る春に備えて、養分を蓄えるための冬支度です。バラにとって寒さ対策ともいえる落葉のメカニズムは、寒くなれば自然に起こることなので気にする必要はありませんが、気になるのはバラが活動している時期に葉が落ちることでしょう。
この記事では、バラの葉が落ちる原因のひとつとして、バラを育てる環境に注目。バラの葉がなくなって枝が丸裸になってしまったときの復活方法についてもお伝えします。
落葉期でもないのにバラの葉が落ちる(なくなる)!5つの原因

落葉期でもないのに、バラの葉がなくなって枝が丸裸状態…。そんなときに考えられる原因はいくつかあります。まずは、バラの葉が落ちる(なくなる)原因を確認していきたいと思います。
原因①病気(黒星病)にかかって葉がなくなる

バラの葉が落ちる原因のなかでも特に多いのが、黒星病(黒点病)です。この病気は葉に黒い斑点が現れるのが特徴で、進行すると葉が黄変し、最終的には落葉してしまいます。黒星病はバラの生育期である4月から11月の間に発生しやすく、特に梅雨時期や湿度が高い環境では病原菌が繁殖しやすくなるため、症状が広がらないような環境作りが重要です。
原因②害虫に食べられて葉がなくなる

ホソオビアシブトクチバやチュウレンジハバチの幼虫、ハダニなどの害虫による食害も、バラの葉がなくなる主な原因です。特に、ハダニは葉の裏に寄生して養分を吸収し、葉を傷める厄介な害虫です。被害が進むと葉が黄色くなり、枯れて落ちてしまいます。これを防ぐために、毎日バラの葉を観察し、早期発見・早期対策を心がける必要があります。
原因③一時的な水切れで葉がなくなる

バラにとって乾燥は大きなストレスとなり、一時的な水切れで葉が落ちることがあります。特に、夏場の高温時期には水分の蒸発が激しくなるため、注意が必要です。正しい方法で水やりを行い、バラの株元をしっかり潤すことで、乾燥によるダメージを軽減できます。ただし、過剰な水やりも根腐れの原因となるため、土の状態を見ながら的確なタイミングで水やりを行いましょう。
原因④植え替え時の根傷みで葉がなくなる

植え替え時には根がダメージを受けやすく、その際に葉が落ちることがあります。特に、バラは根の環境が変化することで大きなストレスを感じる植物です。植え替え直後は新しい環境に慣れるまで時間がかかるため、水分管理や日陰で管理するなど、慎重なケアが必要です。また、植え替えの際にやむを得ず根を切る場合は、極力ダメージを減らすように心がけましょう。
原因⑤環境が合わなくて葉がなくなる

バラにとって十分な日光は健康な葉を維持するために欠かせません。日光不足や風通しの悪さは生育環境を悪化させ、結果として葉が落ちる原因になります。バラは1日に6時間程度の日照を必要とするため、置き場所を見直すことが大切です。また、風通しを良くすることは、病害虫の発生を予防することにもつながります。定期的に枝葉の剪定を行い、適切な空間を作ってあげましょう。
上の写真は、つるバラのポールズヒマラヤンムスクですが、この位置に移動するまで、ある環境に置いてあったため、ご覧のように葉がすべて落ちて丸裸状態になっています。その、ある環境とは、日当たりがあまり良くない場所でした。
バラはご存じのようにお日様が大好きな植物なので、日当たりが悪かったり日陰になる時間が多い場所では生育が悪くなります。バラの品種にもよりますが、そのバラが必要とする日の光を十分に浴びることができないと、葉を落としてしまうのです。
また、バラは日当たりの他にも風通しの良い環境を好みます。そのため、密植状態で風通しが悪く、蒸れやすい場所もバラにとって良くありません。
以上のように、バラの葉が落ちる(なくなる)原因はいくつかあるのですが、今回は、宿根草との密植で日照不足となり、葉がなくなってしまった地植えのバラを、鉢植えにして復活させたいと思います。
葉がなくなって枝が丸裸になったバラを復活させる!

今回、宿根草との密植で日当たりが十分に確保できず、葉を落としてしまったバラたちがこちら、レイニーブルーとブルームーンです。(写真は在りし日のバラたち…)


何かと弱いと言われがちな青系のバラですが、青系のバラのなかでは丈夫なほう。ですが、地植えするにはまだ株が十分に成長しきっていなかったようなので、一旦、地植えから鉢植えに救済。 掘り上げて、鉢で養生させることにしました。
バラのトラブル時の必須アイテム!植物活力素メネデール
バラに限らず、植物を育てている際に起こるトラブル時の必須アイテムとして、わたしが長年愛用しているのが、植物活力素メネデールです。

このメネデールのおすすめポイントは、以下のようにたくさんあります。
植物活力素メネデール
愛用して10年以上になる相棒のような存在ですが、この度、大容量のボトルを買って後悔…。軽量する際に持ち上げるわけですが、重いのなんのって(汗)。よく使うので、大容量のほうがお得感があっていいのですが、重くて軽量しづらいのでそこだけが選択ミスです。
メネデールはかなり信用度の高いおすすめアイテムなので、ガーデニングをする方は持っておくと安心だと思います。今回のテーマのように、バラの葉がなくなって枝が丸裸になったときにも圧倒的な効果を見せてくれますよ。
では、早速、このメネデールを使ったバラの葉の復活方法をご紹介します!
▼動画でもお伝えしているので、お時間のある方はこちらも参考にしてみてください。
植物活力素メネデールを使ったバラの葉の復活方法
まず、規定量を水で薄めたメネデール水に、掘り上げた地植えのバラの株を浸して吸水させます。バケツに入れて最低でも30分間は浸しておくのがおすすめです。

次に、メネデール水を十分に吸水させたバラの株を、鉢に植え替えます。鉢への植え付け方は一般的なやり方で問題ありません。

新しい培養土で植え付けたら、メネデール水を使ってたっぷり水やりを行います。しばらくは半日陰程度の場所で様子を見ながら養生させます。葉がなくなっていても根は生きているので、根腐れを起こさない程度にメネデール水での水やりを続けましょう。
【2週間後】バラの芽が動き出した
葉がなくなってしまった地植えのバラを鉢に植え替えてから2週間くらいで、芽がふくらんできました。
こちらは、つるバラのレイニーブルーです。ぼやけてますが、ぷっくりとした赤い芽が見えるかと思います。

レイニーブルーは初期成長が遅いつるバラなので、いきなり宿根草たちと密植してしまったのが良くなかったのでしょう。ただでさえ、のんびり屋さんなのに、密植で周りの植物から揉まれまくって萎縮してしまったのかもしれません。そんなレイニーブルーにも久しぶりに芽が出てきました。
そして、こちらは木立バラのブルームーン。またもやカメラのピントが合わず、分かりづらいですが…。

「青いバラ=何かと弱い」という方程式を体現しているようなバラです。とは言え、ブルームーンは青系バラのなかでは丈夫なほうだと言われています。ですが、我が家のバラのなかでは虚弱体質で、宿根草との密植は苦手だっだようです。そんなブルームーンも、鉢植えにした途端に芽吹いてきました。
【芽吹きから5日後】バラの葉が展開してきた
芽吹きから5日後には、バラの葉が展開してきました。この間も水やりは毎回メネデール水を使っています。

元気に葉を開いた、レイニーブルー。

ブルームーンも日当たりが良くなったおかげで、春の芽吹き以上に芽を伸ばしています。

ここにきて成長著しい、ブルームーン。

【掘り上げ&植え替えから約1か月後】
葉がなくなって枝が丸裸になってしまった地植えのバラを、掘り上げて鉢に植え替えてから約1か月で、葉を落としたバラたちが完全復活しました!

レイニーブルーは黒星病になりやすいので、こんなにきれいな葉は久しぶりです♪

繊細なブルームーンもまだ要注意ですが、とりあえずは元気になりました!

【おまけ】日当たりの良くない場所から移動したポールズヒマラヤンムスク
そして、こちらはつるバラのポールズヒマラヤンムスク。

強健種だから大丈夫だろうと、日当たりの悪い場所に置いたのが間違いでした。日当たりの良い特等席にコンテナを移動しただけで植え替えはせず、メネデール水を与え続けます。

ポールズヒマラヤンムスクも、コンテナ移動から2週間ちょっとで、葉が展開してきました。

バラって本当にお日様が大好きなんですね!

まとめ
今回、地植えのバラを鉢植えにしたり、日当たりの悪い場所から良い場所へコンテナを移動したりしてみて、バラって育てる環境が大切なんだな~とつくづく感じています。バラの葉が落ちて枝が丸裸になったときは、バラが置かれている環境を改めて見直してみるといいかもしれませんね。
植物活力素メネデール入りのメネデール水を使えば、丸裸の枝も約1か月で元通りに!葉がなくなってしまったからと言って、バラ栽培をあきらめる必要はありません。バラの根が生きている限り、通常の管理を続けていれば遅かれ早かれ復活します。バラって結構強いんですよね。メネデール水は速効性を求める方におすすめです。
以上、バラの葉が落ちる(なくなる)原因や復活方法についてのお話でした。少しでも参考になれば幸いです。






