初めての方も、そうでない方も、当ブログにアクセスいただきありがとうございます。2020年5月の更新を最後にずっと記事の投稿が止まっていたのですが、かなり久しぶりにこうして更新することができました。投稿自体はそれまでも途絶え気味にはなっていましたが、わたしのガーデニング熱は相変わらず、日々実験と実践を続けています。

記事タイトルにあるように実は家の引っ越しをしており、小さな庭づくりから大きな庭づくりへと状況が変わりました。以前は「猫の額ほどの庭」という表現をよくしていたのですが、引っ越し先の庭は日本の狭い住宅事情から考えるととても広く、ガーデニングには好適な環境です。なんと庭だけで100坪あります。今、改めて坪数を計算してみて自分でもびっくりです。

そんな広い別庭に引っ越してきて、つるバラが咲く理想の庭づくりをぼちぼちスタートしようとブログを再開することにしました。中古物件だったのでもともと庭は完成しているのですが、どんな樹木や草花が植え付けられているのか冬期間のため詳細を把握しきれていません。既存の植物については追々調べていくとして、まずはどんな庭にしていきたいか理想の庭の設計図を描いてみることにしました。

ガーデンプランを立てる

庭をつくり始めるときは、いきなり好きな植物を買ってきたり植え付けたりはしていません。どんな庭にするか、庭でどんなふうに過ごしたいか、大まかにでもいいのでガーデンプランを立てることが大事だと思っています。

わたしが理想とする庭は以前と変わらず、つるバラがフェンスや壁面を立体的に彩り、木立バラの株元には宿根草が咲き乱れる…そんな庭です。そして、庭の色彩にもこだわりたいと思っています。庭の第一印象はカラーで決まると考えているからです。グリーンにホワイトは基本色として、パステルカラーのピンクやブルーを合わせたモネの絵画のような庭にしたいと思っています。

ガーデンショップでバラや宿根草を見ているとあれもこれもと欲しくなってしまいますが、直感だけで選んだりそのときの気分で決めたりすると後悔してしまうことがあるのでそこはぐっと我慢。つるバラであれば庭のどこに仕立てるかはもちろん、そのバラの特性についてきちんと調べ上げたうえで庭に迎えるかどうか考えます。また、宿根草なら背丈や株張り、殖やし方についてもよく調べるようにしています。

それから日当たりや日照時間、風通しや水はけなど庭の環境についてもしっかり把握しておくことが重要です。今の家はLDKの南側に長いウッドデッキがあり、庭が南に向かってやや縦長に開けているため日当たりは抜群。周囲に大きな建物もないので風通しも良いです。水はけについてはまだ分かりませんが、業者によってしっかり造園されていることから問題はないと思われます。

理想の庭の配置図を描いてみた

理想の庭のイメージを頭に描きながら、配置図を描いてみることにしました。頭に描くだけでなく図面に落とし込んでいくと、頭の中が一気に整頓されるのでおすすめです。

庭の形状や広さをある程度正確に把握するため、わたしはGoogleアースを活用しています。Googleアースで自宅の住所を検索し、上から見た庭の写真をスクリーンショット。ツールで長さを測ると大体の面積も分かってきます。その図の上にもともとある樹木や植物、構造物を描き込み、育てたいバラや設置したいアーチ、オベリスクなどを描き足していきます。

↓こうして描いてみたのがこちらの配置図です。

自分だけが分かればいいのでごちゃごちゃして見づらい配置図ですが、こういう図面があるのとないのとでは作業のしやすさが圧倒的に違ってきます。

こんなふうに描いてみても、実際庭に立つと「こんな狭いところに配置できるわけないわ！」とか「ここは思ったより日陰の時間が長いからやっぱり…」など、どんどん変更点が重なって当初の予定とは結構違う感じになってしまうこともよくあることです。それでも、手当たり次第に作業を行うよりは確実にバランスの良い庭が出来上がると思います。

育てたいバラの用途と植え付け方法まとめ

理想の庭の配置図に描き込んだバラは今のところ全部で20品種。それぞれの適性や扱いやすさを考えて、庭のどの位置にどのように配置するか、育てたいバラについて以下にまとめてみました。

腰痛持ちの身なので何もかも一気にというわけにはいかず、理想の庭が完成するまで相当な時間がかかると思われますが、のんびりマイペースに庭づくりを楽しんでいきたいと思います！