バラへの水やりの時間帯は夏場と冬場でどう違う?

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バラへの水やりの時間帯は夏場と冬場でどう違う?つるバラと宿根草の小さな庭づくり 

バラは水が大好きな植物。

ですが、水やりの仕方によっては病気や害虫の発生を招いてしまったり、

やわらかく弱々しい株に育ててしまうことも考えられます。

 

今回は、バラへの水やりの時間帯について、

夏場と冬場でどのような違いがあるのかをお話したいと思います。

 

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水やりは基本的にどの時間帯に行うのがいい?

鉢植えも庭植えも、水やりの時間帯は午前中が基本です。

なぜなら、午前中は光合成が活発に行われる時間帯だからです。

 

バラに限らず植物は、根から吸い上げた水と空気中にある炭酸ガスを使って

日の光をエネルギーにして光合成を行っています。

こうやって自分が必要とする栄養分を作り出しているんですね。

そしてその活動が盛んに行われる時間帯が午前中というわけなんです。

 

でも、日本は四季の気候に差がある国。

夏場も冬場も年がら年中、水やりの時間帯が同じというわけではないんですね。

夏場には夏場の、冬場には冬場の、水やりに適した時間帯というのがあるんです。

 

夏場の水やりの時間帯は?

夏場は、午前中は午前中でもまだ日が昇る前、

一般的に早朝と呼ばれる時間帯に冷たい水を与えるようにします。

これが午前中の遅い時間帯になってしまうと、

鉢の中がだいぶ温まってしまっていて

与えた水もすぐにぬるくなってしまうので、

ぬるま湯でバラの根が傷んでしまうんです。

 

とは言っても、猛暑日などが続いてあまりに水切れが心配されるようなときは

鉢を冷やすために冷たい水を与えることは大事です。

そのときの注意点としては、

水道管やホースにたまっている熱くなった水を全部出し切ってから

水やりを始めるようにすること。

これを怠ると熱いお湯をバラに注ぐことになってしまうので要注意です。

 

それから、夏場の水やりは早朝だけでなく夕方の涼しい時間帯にも行うようにします。

夏場の水やりは1日2回、朝夕の涼しい時間帯に行うのがポイントです。

 

夏場はハダニにも注意しなければいけないので、

水やりの際にたまに葉水を与えるようにしましょう。

 

冬場の水やりの時間帯は?

冬場の水やりは、我が家のような積雪地の場合は一切行いません。

積雪地ではない地方の場合は、

晴れた日の午前中、10~12時の遅い時間帯に

気温が十分に上がり始めたことを確認してから水やりをするようにします。

 

夏場は夕方も水やりを行いますが、冬場は夕方の水やりは行いません。

株や土が凍ってしまって、場合によっては枯死する可能性もあるからです。

 

井戸水を水やりに使っている場合は

ホースにたまっている水がかなり冷たくなっている場合があるので、

ホース内の冷たい水をしっかり出し切ってから水やりを始めます。

水道水の場合もそのままの温度ではバラにとってかなり冷たい水になるので、

お湯を加えて少し水温を上げるようにすると安心です。

水温の目安としては15~23℃ぐらいがいいでしょう。

 

以上のように、バラの水やりは夏場と冬場で時間帯が異なります。

わたしたち人間も、夏場と冬場で飲み物やお風呂の設定温度が違ったりしますもんね。

バラも同じ、ということですね。

 

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こんにちは!布施ほたるです。

つるバラと宿根草についての話とフラワーアレンジ、押し花についての話をゆる~く語っています。

ときたま子育ての話や気になることなどもぽつぽつ語ります。

植物によって得られる“癒し”は何事にも替え難いですね。

新ブログ『バラの育て方と栽培日記』も合わせてご覧くださいね。

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