修景用バラのアルバメイディランドが満開に!

病気に強くて肥料いらず、そして花がら切りなどの手間もかからないバラ、それが“修景用バラ”と呼ばれるバラです。修景用バラは、たとえば緑地公園や国道などの道路沿いに植えられていたりするバラで、手入れがほどんど不要なのにもかかわらず春から秋まで次々に咲き続けて素晴らしい景観を作ってくれます。

修景用バラの主な特徴としては次の5つが挙げられます。

  • 病害虫に強い。
  • 四季咲き品種が多い。
  • 乾燥に強い。
  • 肥料がいらない。
  • 花がらが自然に落ちる。

病害虫に強くて四季咲き性があるというのは、修景用バラ以外にもよくある特徴だと思いますが、乾燥に強くて肥料がいらなくて花がら切りの必要がないというのはまさに修景用バラだけの大きな特徴だといえます。公園や道路沿いなどに植えられている植物は、常に人の手をかけて育てるということが無理なので晴天続きで雨不足だったとしても多少の乾燥には耐えられる品種でなければなりません。それから、肥料を絶やさず必要とするような品種も適しませんよね。花が咲いた後も誰かが花がら切りの作業をこまめに行ってくれるわけでもないので、花がらを放っておいても自然に落ちるようなバラがふさわしいです。

このように手間がかからない修景用バラをわたしもぜひ自分の庭で育ててみたい!ということで育て始めたのがこのアルバメイディランドになります。隣家との境にある東側のフェンスに仕立ててありますが、横に横に這うようにして伸びるつるバラなので、横幅のあるフェンスに誘引するにはぴったりのつるバラです。修景用バラの多くはシュラブローズですが、アルバメイディランドのようにつるがよく伸びるシュラブローズもあるので、豪華な景観を作るために利用してみるのをおすすめします。

こちらの写真はアーチのジャスミーナと隣のナエマ、そしてクレマチス ビオラと一緒の様子です。手前のアルバメイディランドの花つきが素晴らしくてとても脇役とは思えないぐらいです!1989年フランクフルト国際コンクールで金賞を受賞しているアルバメイディランド、おすすめの修景用バラです(^^)

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