DIYで花壇づくり!枕木花壇のメリット・デメリット
これ以上地植えするスペースのない我が家の庭にDIYで花壇を作りたいと思い立って数日。ただいま花壇の素材を何にしようか迷っているところです。一般的なのはレンガですが、枕木の花壇も素敵だし…。
枕木は自然な雰囲気を出すことができるのでナチュラルガーデンを目指す方に人気がありますよね。わたしも枕木のもつ素朴で味わい深い雰囲気が大好きで、メインガーデンの入り口からつるバラ、ジャスミーナのアーチまで枕木風の敷石を敷いています。ほんの数メートルぐらいで中途半端に終わってしまっていますけど(汗)。できれば本物の枕木を使いたかったのですが、枕木について調べれば調べるほどデメリットも分かってきて。
今回は花壇の素材として枕木を使うことのメリット・デメリットについてわたしなりに考えたことをまとめてみたいと思います。
枕木花壇はなぜ人気?枕木を使うメリットは?
はじめに、枕木を花壇の素材として使うメリットを挙げてみますね。
ナチュラルガーデンにぴったりの自然風な雰囲気が出せる
枕木はもともと自然素材なので作りこんだ庭よりもナチュラルな庭に合います。枕木の状態によってはアンティークな雰囲気を出すこともできるので、シャビーシックな雰囲気がたまらない!という方にもおすすめ。
洋風の庭にはもちろん、和風の庭にも合う
レンガは和風の庭にはちょっと…という感じですが、枕木だったら和風の庭にも問題なくなじみます。枕木の色が黒っぽいものだと、山野草やシャクヤクなどと合わせて和モダンな雰囲気にまとめることもできますね。
レンガのようにモルタルを使って積むことがないので施工が簡単にできる
枕木を花壇の素材として利用するメリットは何と言っても施工の楽さ。レンガのように積んだり固めたりがないのは楽ですよね。こまごまとしたレンガと違って、花壇の一辺に枕木を1本置けばそれだけで花壇らしくなってしまいます。
重量があって安定感があるので基本的に置くだけでも問題ない
枕木の花壇は高く積んだりしない限り崩れたりということがなく安心です。小さい子どもがいると花壇の縁に上がって平均台を渡るように歩いたりされますが、崩れる危険性がないので安全ですね。
花壇のレイアウトを変更するのも比較的簡単にできる
モルタルで基礎から固めてしまうレンガ花壇と違って、枕木花壇はレイアウトや配置を変更しようと思ったときでも比較的簡単に作り変えることができます。地面と固定しないというのがいいですね。
枕木花壇はここが欠点!枕木を使うデメリットは?
こうやって枕木のメリットを見ていくと良いことづくめのようにも感じますが、メリットがあればやっぱりデメリットもあるわけで…。つぎは枕木を花壇の素材として使うデメリットについてです。
枕木にシロアリが住みついたり腐ったりする可能性がある
これは枕木を利用するうえで誰もが気にすることではないでしょうか。枕木は“木”なのでシロアリが食い荒らしたり、雨や水やりによって腐食していきます。それを仕方のないことだと割り切って考えるか、かえって味わい深くていいととらえるか。とにかくこの点について納得できないとあとで後悔することになってしまいます。
経年劣化でいつかボロボロになってしまう
これは上に挙げたこととほぼ同じ内容になりますが、時が経ってもあまり変化しないレンガと比較すると枕木の耐用年数はかなり短いと思われます。また買い替えれば済むことかもしれませんが、手間がかかりますしお財布にもやさしくありません。
枕木1本が重いので一人で運ぶのが大変
レンガ花壇の場合は施工が大変でも頑張れば女性ひとりでもなんとかなりそうですが、枕木の場合は枕木1本自体が重いので一人で持ち運ぶのは大変です。最低でも誰かもう一人、作業を手伝ってくれる人を調達しなければなりません。
以上、枕木を花壇の素材に使うことのメリットとデメリットについて考えてみました。最終的にはどの部分を優先しての部分を妥協するのかという判断にはなりますが、腐食や経年劣化という部分が結構引っかかりますね~。雰囲気は大好きなので本当に悩みどころです…。
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