札幌市のライラックとは違う!セアノサス(カリフォルニアライラック)の育て方

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札幌市のライラックとは違う!セアノサス(カリフォルニアライラック)の育て方つるバラと宿根草の小さな庭づくり 

セアノサス」、なんだか聞き慣れない植物だと思いますが、

別名カリフォルニアライラックと言えばなんとなく想像しやすいでしょうか?

ですが、よく知られているライラックとは全くの別物なんです。

 

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ライラックと言うと札幌市の花としても有名で、

5月末に開催されるさっぽろライラックまつり

札幌を代表する春のイベントにもなっていますね。

こちらのほうのライラックはモクセイ科ハシドイ属の落葉樹。

別名、リラとかムラサキハシドイとも呼ばれています。

でも、カリフォルニアライラック、つまりセアノサスのほうはどうかと言うと、

クロウメモドキ科の常緑低木で属どころか科もまったく違うんですね。

 

わたしはもともとライラックの花木が好きで、

「自分の庭を手に入れたらライラックを植えたい!」と思っていたんですが、

ライラックについて調べていくうちにセアノサスのことを知り、

その花の美しさに一目ぼれしてしまったんですね。

 

セアノサスにはピンクやブルーなどのカラーがあるのですが、

どちらもとっても淡い色でわたしの好みにぴったりとはまりました。

常緑とはいえ、寒い地域にある我が家では葉が枯れたように茶色くなって傷むので、

芽出しの時期はその茶色く干からびた葉と新芽の緑が混合していて

なんとも見栄えが悪いんです・・・

 

 

でも、その時期が過ぎて花が咲いてしまえばもうキレイ!としか言いようのないほど

素敵な花木です。

 

ピンクのセアノサス、マリーサイモンはバラの早咲き品種と同じぐらいの時期に満開に。

 

 

そして、だいぶ遅れてブルーのセアノサス、ベルサイユが最近になって開花してきました。

 

 

以下、セアノサスの育て方についてまとめておこうと思います。

 

セアノサス(カリフォルニアライラック)の育て方

 

<栽培場所>

庭植えの場合、風当たりの強くない、日当たりが良い場所を選びます。

真夏は半日陰か午前中だけ日が当たる程度が最適です。

日当たりが良すぎる場合は遮光ネットなどで調整します。

乾燥も過湿も嫌うので、水はけの良い適湿の場所を選びます。

鉢植えの場合も同様の場所で栽培します。

梅雨時期は雨が直接当たらない場所に移します。

 

<植え付け>

落葉期の11~12月、3月に植え穴を十分に掘り、植え付けます。

排水性が良く、有機質に富んだ土壌を好みます。

植え付け後は支柱などを立てて固定します。

鉢植えの場合は、赤玉土に川砂などを少量混合させ、腐葉土を3割程度混合させて植え付けます。

 

<水やり>

植え付け時には十分に与えます。

庭植えの場合は、特に乾燥したとき以外は必要ありません。

鉢植えの場合は、表面が乾燥してきたら十分に与えます。

新芽の時期や開花中は水切れに注意します。

 

<施肥>

植え付け時に緩効性肥料を元肥として与えます。

開花後と9月に化成肥料か有機質緩効性肥料を追肥します。

 

<剪定>

落葉期の11~2月に、ふところ枝や枯れ枝などを整枝します。

 

<その他の管理>

4~9月に殺虫剤と殺菌剤を散布し、病害虫で傷むのを防ぎます。

 

 

セアノサス、とっても素敵な花木でバラとの相性もバツグンなので、

寒さで葉が傷まない地域の方には自信をもっておすすめできますよ!

 

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こんにちは!布施ほたるです。

つるバラと宿根草についての話とフラワーアレンジ、押し花についての話をゆる~く語っています。

ときたま子育ての話や気になることなどもぽつぽつ語ります。

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