
早咲きのクレマチス、モンタナ系のルーベンスが
満開となってフェンスを縁取っています。
いまやバラと並ぶ勢いで多くのガーデナーたちの熱視線を集めているクレマチス。
バラと一緒に競演させるつる系植物としても人気がありますよね。
中でも、モンタナ系のクレマチスは生育がとても強健でつるの伸びがよく、
広い場所を埋め尽くすほどに花つきが見事なので
大きな壁面やフェンスなどに誘引すると素晴らしい光景を見ることができます。
モンタナ系のクレマチスは香りが良い品種が多いのも魅力で、
わたしが育てているルーベンスもバニラのような甘い香りがします。
クレマチスモンタナ系はその年に伸びたつるに翌年花を咲かせる旧枝咲きなので、
剪定はあまりする必要がありません。
基本的に誘引しっぱなしでOK、
伸びすぎた枝や不要な枝を整理する程度でいいんですね。
ただ、つるを伸ばしっぱなしのままだと
間延びして株元がさびしくなることもあるので
そんなときは冬の間に全体の半分程度の丈まで切り戻す剪定を行うと姿が整います。
我が家にはモンタナ系のルーベンスのほかにもいくつかクレマチスがあるので、
ひとつひとつ簡単にご紹介しますね。
まずは一番最初に手に入れたクレマチス、インテグリフォリア系のヘンダーソニーから。
こちらは木立性のクレマチスで、つるではなく草花のような感じです。
写真はピンボケしてしまっていますが、昨年の開花時の様子です。
ラッパのような可愛い姿と濃い青紫色が気に入り、
つる性のクレマチスを育てる前の腕慣らしとして育てることにしたものでした。
今現在は手のひらを合わせてふくらませたような形の葉っぱに
つぼみが包まれている状態でなんとも面白い姿になっています。
そしてこちらは大輪系のクレマチスで
とっても人気のあるダッチェスオブエジンバラ。
緑がかった白色の大輪の花を咲かせる豪華なクレマチスです。
我が家ではオベリスクにからませているのですが、
つるの伸びがよくて収まりきらなくなってきました。
今現在は白い産毛をまとったようなつぼみがたくさん上がってきている状態です。
それから、品種名は忘れましたが、
赤紫色の星型の花がおしゃれなクレマチスはこちら。
大きなつぼみをひとつ付けている状態です。
小さな鉢植えに祖父が植えつけたものをもらってきました。
と言っても、もとはと言えば
わたしが祖父の誕生日にプレゼントしたものなんですけどね・・・
こんなふうに我が家と実家を行ったり来たりする植物は少なくありません(笑)
最後につるバラのジャスミーナを誘引しているアーチにからませているビオラ。
深みのあるカラーと強剪定ができることに魅力を感じて選びました。
今現在は地際からアーチの中間ほどまでつるを旺盛に伸ばしていて、
つる同士がお互いにからみ合いながらどんどん成育しています。
つるバラのアーチにクレマチスを一緒にからませる場合、
冬場に強剪定できるクレマチスを選ぶことが大事。
つるバラの剪定・誘引の時期に
クレマチスのつるをいちいち気にしていたのでは作業ができないですからねー。
できればバラたちと一緒に咲かせて楽しみたいクレマチスたちですが、
早咲き・遅咲きいろいろな性質があるので
それぞれの花をそれぞれの時期に楽しむのが一番ですね^^


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