
コンパクトに樹形がまとまる木立バラと違って、
つるがどんどん伸びて大きくなっていくつるバラ。
でもこのつるバラも木立バラと同じように鉢で育てることができるんですよ。
事実、我が家のつるバラは7株が大型のコンテナに植えつけられています。
植えつけてから2年ほど経ちますが、とっても丈夫に育っています。
今回は、つるバラを鉢で丈夫に育てるために絶対不可欠な
用土の種類と配合についてお話したいと思います。
つるバラを鉢で丈夫に育てるには、何はなくともまず第一に土が重要です。
つるバラだけではありませんが、
鉢栽培で一番気をつけなきゃいけないのは過湿による根腐れです。
地植えと違って鉢植えの場合は、
土の環境が鉢の中だけに限定されているわけなので
用土の種類と配合のバランスがバラの生育環境を決める肝になるんですね。
バラ専用の培養土はいろいろな会社や園芸店から販売されていますが、
- どんな素材の鉢を使うのか
- 苗や株の状態はどうなのか
- 水やりの頻度はどうなのか
などによって適した配合が変わってきます。
つるバラを鉢で栽培する場合は、
とにかく水はけが良く排水性が高い用土にこだわるといいですね。
鉢の中はどうしても地植えと違って過湿になりがちですし、
根腐れしやすい環境になっています。
とくにつるバラの場合は10号以上の大きな鉢に植えるのが基本なので、
鉢底から水が排水されるまでしっかりと水を与えると
小さな鉢よりもなかなか土が乾きにくい状態になります。
つるバラを10号以上の鉢に植える場合の用土の種類と配合は、
赤玉土中粒:もみ殻くん炭:ピートモス=7:1:2
あるいは
赤玉土中粒:腐葉土や牛ふん:ピートモス=6:2:2
これを基本に苗や株の状態に合わせて配合を調節していきます。
赤玉土は小粒よりも中粒のものを選んだほうが水はけが良くなるので、
大きな鉢に植えつけるつるバラの場合はなるべく粒が大きい用土を選ぶようにします。
用土の配合というと、なんだかやけに難しく感じてしまったり
几帳面な方であればあるほど面倒に思えてくることがあると思います。
わたしなんかは目分量で適当に計ってしまったりするほうですが、
それはそれで不安だという方は園芸店から出されている
バラ専用の培養土を使ったほうが安心感がもてるかと思います。
実際、我が家のつるバラはすべてバラの家で購入した培養土に植えつけています。
大きなコンテナには、排水性の高いこちらの培養土をメインに使っていて、
そのほかの木立バラには保水性の高いこちらを使っています。
つるバラの鉢植えは排水性が大事なので、
水はけを良くする工夫として鉢底に大粒のゴロ土を入れるのも手ですね。


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