バラの新苗の選び方!良い新苗を選ぶための8つのポイント
春はバラの新苗が市場に出回る時期。園芸店に行くと冬の間販売されていた大苗に混じって新苗の予約販売も見られるようになってきましたね。そこで今回は、良い新苗を選ぶときのポイントをいくつかあげてみようと思います。
良い新苗の選び方
バラの新苗は大苗とは違って葉が展開しているので、まずは葉をよく見て選ぶのがコツです。葉の良し悪しを見極めるポイントとしてはつぎの2点。
①葉の緑色が濃くて、葉がたくさんついているものを選ぶ。
②黒い斑点が出ていたり、黄色い葉があるものは避ける。
大苗を選ぶときにはできないチェックポイントが病気の有無。新苗の場合は葉を見て病気になっているか健康なのかが判断できるので、株選びの失敗を避けることができるというメリットがあります。
それから、枝や台木のチェックポイントはつぎの3点。
①節と節の間が間のびしていなくてそれなりの長さに成長しているものを選ぶ。
②台木の太さは太すぎず細すぎず、直径約1cmぐらいのものを選ぶ。
③台木から伸びた枝と台木の太さがほぼそろっているものを選ぶ。
台木というのは、主にノイバラの1年生苗のことで、この台木に園芸品種の枝がつぎ木されたものが新苗として販売されます。良い新苗を選ぶためには台木とつぎ木された枝のバランスも大事です。つぎ木された枝が台木よりもだいぶ細かったり葉が少なかったりする場合は、適期よりも遅れてつぎ木された可能性が高いのでなるべく避けるようにしたほうが無難ですね。
それから、新苗はつぼみが上がった状態になっているものを選ぶのがおすすめです。もしつぼみがまだ上がっていなくても、新芽が動き出したのを確認できるものを選ぶのがポイント。
最後に、新苗の選び方のコツのコツとしては、同じ品種がいくつかあるような場合はほかの鉢の新苗の形状と比較して一般的なものを選ぶようにします。簡単に言えば変わった形状のものは選ばないようにする、ということですね。
これから新苗がつぎつぎに登場してバラの品種を選ぶのが楽しみな季節になりますね。ぜひ新苗の選び方のチェックポイントを参考にしてみてくださいね。