
冬の間、休眠期に寒肥として肥料を与えたバラたちの芽がしだいにふくらんできました。
上の写真はトレリスに誘引しているアンジェラの芽です。
今日は、バラに肥料を与え始める時期やタイミングについてお話します。
バラに芽出し肥は必要?
寒肥はおだやかに効いていく有機質肥料を使いましたが、
本格的に芽が展開していく3月上旬から3月中旬にかけては
芽出し肥という形で速効性の化成肥料を使います。
これは芽の伸びを促進するためのもので、
これをやらなかったからと言って
バラがどうこうなってしまうわけではないのでご安心を。
実際、わたしもそこまで厳密に
「はい、今月の上旬までにこの肥料!」
とか生真面目にマニュアルどおりやっているわけじゃないので(笑)
そんなふうにキチキチッとやらなくても、
バラの様子をみながらマイペースで栽培することはできますし、
難しく考える必要はありません。
むしろ、肥料を与える間隔が狭すぎたり、
過剰に施しすぎるほうが問題です。
わたしがバラ栽培の教科書としている
庭植えのバラに関しては肥料は寒肥だけで十分だとされています。
「芽出し肥やお礼肥は不要で、バラが欲しがる量を施す!」
というのがスタンスになっているんですね。
なので、わたしもこの教えを参考にして庭植えのバラの場合は
米ぬか堆肥やニーム核油かすなどの有機質肥料をメインに施しています。
そして2ヶ月に1回ぐらいのペースで化成肥料を与えています。
(寒肥以外まるっきり肥料を施さないというのは、
我が家のやせた土地にはやっぱり不安もあるので・・・)
一方、鉢植えのバラはどうかというと、
土のスペースが限られているので
過剰になりすぎないように定期的に肥料を与えています。
庭植えの場合も鉢植えの場合も、
使用している化成肥料はこのIB肥料。
ひと月に1回、カレンダーをめくるごとに与えればいいので楽チンです。
チッソ、リンサン、カリが同じ割合で配合されている、
いわば“平らな肥料”なので、
バラに限らず他の草花や野菜にも使えちゃうオールマイティーなところも気に入っています。
春はいつから肥料を与え始める?
3月に入って芽が展開してきたら肥料をあげ始めるのが一般的です。
用土替えをしたばかりの鉢植えバラの場合は、
芽が2~3cm伸びてきてから与えます。
根がしっかりと張っているバラの場合は、
芽が伸び出していなくても3月に入ったのを目安に肥料を与え始めてOK。
バラの肥料はあくまで光合成を補う役割にすぎないので与えすぎは厳禁!
過剰に手をかけすぎてしまうと、
株が軟弱に育って病気にかかりやすくなってしまうんですね。
バラも子育ても同じ。
甘すぎるとダメなんですよね~。


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