バラ開花時期のベーサルシュート・サイドシュートの伸びは肥料の与えすぎ?
以前の記事でバラのベーサルシュートとサイドシュートの違いについて軽く触れましたが、今回はそれらの分かりやすい写真を撮影することができたので参考までにUPしたいと思います。
ベーサルシュートとサイドシュートには枝が発生する位置以外に特別な違いはありません。なのでこれらをひっくるめて単にシュートと言ったりもしますし、大切に扱わなければならない新枝であることには変わりないんですよね。
バラという植物は古い枝を新しい枝に更新することで命をつないでいる植物なので、新しく発生したシュートはバラにとって生命線のようなもの。 とくにつるバラの場合は、枝の更新のタイミングを間違うと枝が古くなりすぎて花付きが悪くなってしまったりするので、新しく伸びたシュートを大事にしなければならないんですよね。
さて、前置きが長くなりましたが、つるバラのポールズヒマラヤンムスクのシュートの伸びが著しいです!
↓これは株元から発生しているベーサルシュート。左端の赤っぽい枝ですね。 毎日見ても前日との違いが分かるぐらい伸びが早いです。そろそろ支柱を立てるか近くの枝に結ぶかしてしつけないといけませんね。そしてこれは枝の途中から発生しているサイドシュート。 もう少し伸びると枝垂れてくると思うので、ベランダの手すりから紐を垂らして真っすぐになるようにしつけをしたいと思っています。この高さだとはしごを使わないといけないので、それがちょっと億劫ですが…。
本当は、この一番花が咲く時期にシュートが伸びるのはあまり好ましくありません。花が咲く前にシュートが伸びてしまうと花を咲かせるパワーがシュートの伸びに使われてしまうからです。
今年は早い時期から肥料を与えすぎてしまったのかな~と思います。シュートの発生を管理するのは難しいですね。
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初めまして。
バラを始めて間もない初心者です。
最近このブログに出会い、お勉強させて頂いてます。
わかりやすくありがたいです。
今後とも宜しくお願いします。
バラタックさん、はじめまして。
コメントありがとうございます^^
こちらこそお役に立てますと幸いです。
旧ブログもありますので、そちらも合わせてご覧いただけましたらうれしいです。
⇒http://climbing-rose-garden.com/
これからもよろしくお願いします(*^^*)
ほたる様、
初めて文します。貴重な栽培日記を有り難く楽しくバイブル的に愛読させて頂いています。
匂いがする草木が好きで、梅、蠟梅、すいせん、沈丁花等を植えています。バラはロンドンのハイドパーク、河津のバガテルや熱海のアカオハーブ&ローズガーデンで鑑賞してきました。2年前アメリカ オレゴン州のポートランド市の素晴らしいローズガーデンを観て、一念発起栽培し始めました。現在エデンローズ、赤富士、キャメロット、アジェンダ スカイ、リトルルチア等10本植えています。貴女のブログを読んでボレロやローズポンパドゥールを植えようと考えています。
昨日、平塚市にある花菜ガーデンに行き絢爛たるバラの競演を満喫してきました。バラのみならずクレマチスの品種と数の多さに驚きました。五月晴れに恵まれて至福の一日でした。
「神奈川県立花と緑のふれあいセンター花菜ガーデン」 wwww.kana-garden.com
石橋さん、はじめまして。
コメントありがとうございます^^
香りのある植物がお好きなんですね!
花の時期は庭中が香りに包まれるんでしょうね。
憧れます(*^^*)
さまざまなローズガーデンにも訪れていらっしゃるとのこと、
本当にうらやましいです(^^♪
ボレロやローズポンパドゥールも本当に香りが素晴らしいので
ぜひ育ててみてください^^
クレマチスはバラと一緒に植えると本当に素敵な景観を作ってくれますよね。
バラとクレマチスに囲まれた至福のとき・・・
ゆったりした時間をわたしも過ごしてみたいです。
私は、2020年4月にベルサートシュート、品種は、アキレスですが、大雨風で、根元から折れて、しまいました!これを見て少し、元気になりました!新しいシュートを早く切っておけば良かったのかも知れませんが、暫く、様子を見て見ます、蕾は、色づき初めています!
川久保さん、はじめまして!
コメントありがとうございます(^^)
大雨風でベーサルシュートが根元から折れてしまったとのこと、さぞショックだったでしょうね…
ですが、こちらの記事でもお伝えしたように、この時期のシュートは花付きを良くしたい場合はあまり歓迎できるものではないので、安心してくださいね。
色づき始めたつぼみ、花開く日が楽しみですね♪