つるバラ レイニーブルーとピエールドゥロンサールの意外な競演
プロフィール画像に使用しているこの写真。2種類のつるバラが一斉に咲き誇っています。この2種類のつるバラ、どちらもプランター栽培で隣り合わせに置いて花が混じりながら咲いているように演出しているんです。
↓全体像を公開するとこんな感じ。 ちょっと周りが煩雑になっているのはご愛嬌(笑)。手前にある白っぽく見えるバラはサニーノックアウトで、その隣に枯れかけた葉が見えているのは咲き終わったスイセンです。
この2種類のつるバラ、こういう配置にしようと思っていたわけではなく…。いずれはそれぞれ別の場所で仕立てる予定なんですが、今年はこんなふうに咲かせてみました。つるバラでもプランター栽培だと好きな場所に移動できて便利ですよね!
左側の薄紫色のつるバラはレイニーブルーです。
レイニーブルー
作出国:ドイツ (タンタウ社)
作出年:2012年
咲き方:四季咲き
花色:藤色
花形:ロゼット咲き
花の大きさ:中輪 6cm
香りの強さ:微香
樹形:つる性
樹高:1.5m
樹勢:強い
耐病性:強い
おすすめの仕立て方:トレリス、フェンス、アーチ、ポール、壁面
ボンボンみたいな花が房になって次々に咲きます。透明感のある花色も素敵だし、徳永英明さんの素敵な歌『レイニーブルー』のイメージにぴったりだと思いませんか?
そして、右側の薄ピンクのつるバラはピエールドゥロンサール。バラ好きであれば知らない人はいないであろう銘花ですよね。カップ咲きのコロンとした可愛らしい花形と中心から外側にかけてのピンクと白のグラデーションがまるで天国の花園にいるかのような雰囲気をかもし出しています。
ピエールドゥロンサール
作出国:フランス Marie-Louise Meilland
作出年:1987年
交配親:(Danse des Sylphes×Handel)×Kalinka Climbing
系統:LCl ラージフラワードクライマー
咲き方:返り咲き
花色:クリーム地にピンク
花形:カップ咲き
花の大きさ:大輪
香りの強さ:微香
香りの種類:ダマスク系
樹形:つる性
樹高:2.5m
樹勢:強い
耐病性:強い
耐陰性:普通
耐暑性:強い
耐寒性:強い
おすすめの仕立て方:オベリスク、ポール、トレリス、フェンス、壁面
その他の特徴:低・無農薬栽培可能
この2種類のつるバラがこんなにもやさしく溶け合うことになるとは思いませんでした。色のトーンが同じだからなんですよね。ボコボコッと咲き連なる様子もとっても似ているコンビです。
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アンティークピンクとラベンダーブルーの組み合わせが
とっても素敵ですね♪
現在知り合いのお庭のコーディネートを頼まれ、
メインガゼボのバラをピエールとレイニーブルーにしたら
素敵だと思い、植え込みしましたが未来予想図としてこの
写真を加工して使わせて頂きたいと思います。
CaliforniaLilacさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
商用利用でなければ問題ありませんので、
参考にしていただいて大丈夫です(*^^*)