宿根草から始まったわたしの庭づくり|バラの庭に魅了される以前の話
我が家の庭には宿根草が多数植えられています。バラに魅了される前は、雑木と宿根草メインの庭にしようと思っていたぐらいなので、わたしの庭づくりはもともと宿根草から始まったとも言えます。
宿根草は一年草とはまた違う良いところがたっくさんあると思うんですね。数年に一度の株分けを除けば基本的に植えっぱなしでいいですし、丈夫なので手がかかりません。わたしなんて花がらもそのままにしておいてしまうタイプなので、一年間何のお世話もしなかった…なんてことがほとんどです(汗)。まぁ、普段がバラのお世話メインなので(と言ってもこちらものんびり気の向くままにですが)宿根草たちにはちょっと寂しい思いをさせているかもしれません。
わたしは庭づくりを本格的に始める前に、何度も何度も植物の配置を図面に起こしたり色や高さのバランスを試行錯誤しながら計画を立てました。 12月に入ってから大掃除も兼ねていろいろ書類の整頓をしているのですが、そのときの計画書や設計図が何枚も出てきました。さすがにこれはお見せできないほどごちゃごちゃしたものなので、いつか時間ができたときにでもまとめてご紹介できたらと思っています。
宿根草はナチュラルで素朴な感じが大好きで、バラの咲く時期に合わせたように咲き誇ってくれるものが多いのでバラの添え花としても利用できます。 木立バラのハンスゲーネバインの周りにはいろいろな宿根草が植えられています。透明感のあるピンクのバラには、やっぱりブルーと白がぴったりです。サンリオでいうキキララみたいな感じじゃありませんか?(笑)。
ちなみにブルーの宿根草はブルーキャットミント シックスヒルズジャイアントで、小型のブルーキャットミント ウォーカーズロウの2倍近くの高さに成長します。雨などでちょっと倒れやすいのが残念ですが、背丈があるのでバラが咲く位置とうまくコラボしやすいです。
そして、右手奥に見える白い花はジギタリス スノーシンブルとジギタリス パムズチョイスです。大型の花がこれでもかっ!というほど存在感を放っていて、バラと競演させると空間が一気に華やかになりますよね。一般的に宿根しにくく一年草または二年草扱いになっていますが、我が家では植えてから1年目と3年目に咲いてくれているのでしっかりと宿根できているようです。なぜか2年目は葉っぱだけが茂ってつぼみを上げなかったんですけどね。
写真左端にはフワフワの触り心地が気持ちいい宿根草、ラムズイヤーが写っていますね。「子羊の耳」という名前の通り、やわらかい毛で覆われた葉っぱが特徴。葉っぱを触っているだけで癒されるんですよね~。
宿根草をいろいろ見ていると、あのコーナーはもっとこういうふうにしたい!とか次はこんなふうにデザインしてみたい!という気持ちが沸々と湧いてくるんです。こういう時間はつるバラの誘引をどうしようか考えているときと同じように心躍る時間で、大好きなひとときのひとつ。雪が積もっている冬場は庭仕事が一切できないので、道路に面したコーナーの改造でも考えようと思ってます。
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おはようございます!
薔薇の花の検索からこちらに辿りつきました^^:
初めまして、misarinと申します。
寒冷地に庭を造り5年・・・試行錯誤してます。
今まで植えた宿根草が5年の月日で大成長で幅をきかせて悩んでまして・・・。
来年の春に庭のレイアウトを返るプランを立ててました。
色々と参考にさせていただき助かりました。
おぎわら植物園さま、軽井沢と上田にはたまに買い物に行けるので助かっています。
私のブログURL貼り付けさせて戴きました。
お時間がありましたら遊びに来てください^^
misarinさん、こんにちは。
ブログへのご訪問&コメントありがとうございます。
コメントに気づかず、返信が遅れてしまいまして大変失礼いたしました。
misarinさんも寒冷地で庭づくりをなさっているのですね。
寒冷地ならではの苦労がありますよね。
宿根草は5年ともなるとかなり幅をきかせているでしょうね。
株分けなど、体力勝負ですよね。
おぎわら植物園さんに買い物に行けるとのこと、うらやましいです^^
直接苗の状態を見ながら選べるのはうれしいことですよね。
misarinさんのブログ、ぜひ訪問させてください♪
その際はコメントを残しますね^^
今後ともよろしくお願いいたします。