つるアイスバーグはまさに殿堂入りのバラと言えるパーフェクトなバラ
リビング前のアーチに仕立てようと企んでいるつるバラのひとつにつるアイスバーグがあります。我が家にお迎えしてまだ1年ちょっとですが、今年の初夏にはすでにたくさんの花を見せてくれた優秀なつるバラです。
つるアイスバーグ
作出国:イギリス B R Cants
作出年:1968年
交配親:Icebergの枝変わり
系統:ClF クライミング フロリパンダ
咲き方:二季咲き
花色:白
花形:丸弁平咲き
花の大きさ:中輪 8cm
香りの強さ:微香
樹形:つる性、ランブラー
樹高:4m
樹勢:強い
耐病性:強い
耐陰性:強い
耐暑性:強い
耐寒性:強い
おすすめの仕立て方:パーゴラ、オベリスク、ポール、トレリス、フェンス、壁面
その他の特徴:トゲが少ない 日陰に強い
手持ちのバラの色がピンクに集中してきているので、ちょっとこの辺で白もほしいな~と思ったのがつるアイスバーグと出会うことになったそもそもの話です。とにかく丈夫で花付きの良い白いつるバラはどれだろう??という感じでいろいろ見ましたが、やっぱりこの有名どころに落ち着きました。
このつるアイスバーグ、殿堂入りしているバラでもあるんですよね!世界中の人々に愛されているバラなんです。アイスバーグというのは“氷山”という意味で、その名前の通り「白の中の白!」というような洗練された印象のバラです。別名、つるシュネーヴィッチェンとも言うらしく、この場合の意味は“白雪姫”。清楚な雰囲気が白雪姫のイメージにぴったりです。
素晴らしい景観を作ってくれるランブラーローズで、枝がしなやかなので思い通りの姿に仕立てることができます。我が家ではアーチに仕立てようとリビングの掃き出し窓の横にスタンバイさせているのですが、まだアーチもなくてつるがほったらかしの状態だったのにこんなにキレイに咲いてくれたんですよ。 つるアイスバーグ、病害虫にも日陰にも強くて丈夫なバラだと聞いていましたが、本当にその通りですね!にっくき黒星病にもかかりませんでしたし、病害虫もつきませんでした。葉っぱがつやつやとしているので病害虫をはねのけてしまうんでしょうか?
この1年は次男が1歳になったばっかりでろくに庭仕事もできず、消毒も一切していなかったんですが、このつるアイスバーグは病気にもかからず健康そのものでした。それは我が家の他のバラにも言えることですが、“耐病性があって丈夫なバラを選ぶ”というのは重要なポイントですね。いくら美しい花を咲かせる品種でも、病気にかかりやすかったり虫がつきやすかったりしたら相当な手間ですし、バラ栽培そのものが楽しくなくなってしまいますから。
つるアイスバーグは定番のつるバラですが、やっぱり定番には定番になり得た理由というものがあるのでしょう。仕立て方や他のバラ、宿根草との組み合わせで、定番のつるアイスバーグをわたしらしく演出していけたら…と思っています。