
1mにも満たない苗木の状態から植え付けたジューンベリー。
植え付けて3年ほどでわたしの背丈を超えるほどに成長しました。
我が家のジューンベリーはまだまだ赤ちゃんの木なので
一度も実を付けたことはないのですが、
可愛らしい白い花が満開になりました!
ちなみにつぼみの段階ではこんな感じでした。
食用の赤い実を付けることでも人気のあるジューンベリーですが、
花が咲いても実が付かないこともよくあるそうで・・・
今回は、そのあたりの疑問点を含め、
ジューンベリーの育て方についてまとめてみたいと思います。
ジューンベリーってどんな木?
ジューンベリーはバラ科ザイフリボク属の落葉小高木で、
別名、アメリカザイフリボクとも呼ばれています。
その名前の由来は、6月に実がなることから。
実がなってすぐに食べられるのかと思いきや、
赤い実が食べられるようになるのは秋に紫色に熟してからとのこと。
それまで鳥に食べられないようにするのは大変みたいですね。
被害が大きい場合は防鳥ネットを張るなどの対策をすることもあるそうですが、
わたしは観賞用として植え付けたので気にしません。
いつか実が付いて運良く食べることができたらうれしいな~程度です^^
以下、ジューンベリーがどんな木なのか
簡単にまとめました。
- 分類:落葉小高木/バラ科ザイフリボク属
- 別名:アメリカザイフリボク
- 原産地:北アメリカ北東部
- 栽培適地:北海道南部~沖縄
- 自然樹形:楕円形
- 樹高:6~7m
- 葉の形:楕円形
ジューンベリーは夏に赤い実がなり、
その実が秋に紫色に熟すと
そのまま食べたりジャムなどにして食べることができます。
落葉樹なので葉が黄色くなる紅葉も楽しむことができ、
一年中楽しめる花木なんですね。
そのうえ自然樹形が美しく花つきもいいので
シンボルツリーとしてもおすすめな木。
わたしはジューンベリーの丸みある柔らかい雰囲気が気に入って
リビング東側の窓から見える位置に植えています。
ジューンベリーは耐寒性がとても高く、
そのうえ暑さにも耐える花木なので
どこでも気にせず育てられるのがうれしいですね。
ジューンベリーの育て方は?
ジューンベリーの植え付け
植え付け適期は12月中と2月~3月中。
厳寒期を除く落葉中に植えるのが基本です。
とはいえ、積雪地では雪があって植え付けが無理な場合も多いので、
暑い時期でなければ大丈夫かと。
わたしも実際に春先に植え付けたので、
植え付け後の水管理さえ気をつければちゃんと根付きます。
ジューンベリーは極端な乾燥を嫌うので、
水はけ・水もちの良い土に植えた後は
バークチップなどでマルチングをしておくのがおすすめ。
植え付け場所は西日の当たらない日当たりを好みますが、
半日陰でも育つのでそれほど気にしなくても大丈夫です。
ジューンベリーの施肥
肥料は寒肥として2月中と落葉前の9月中に緩効性肥料を与えます。
ちなみに我が家では
寒肥として油かすや堆肥などを年に一度与えているだけです。
ジューンベリーの病害虫
うどんこ病やアブラムシ、シンクイムシが発生する場合がありますが、
被害が大きくなることはありません。
うちでもとくに病害虫が発生した覚えはないですね。
ジューンベリーの仕立て方
主枝を3本ぐらいの株立ち状にして目隠しとして利用できるほか、
主幹形にしてシンボルツリーにもできます。
我が家のジューンベリーは隣家の庭との境に植えてあるので、
目隠しの意味でも株立ちに仕立てようと思っています。
ジューンベリーの剪定
ジューンベリーの花芽は7月~8月ごろにできます。
なので、秋に実を収穫した後には
切り詰めたり刈り込んだりすることができません。
芽吹き前の時期に長い枝や不要な枝を付け根から切り落とすのが基本。
枝を途中で剪定してしまうと、
樹形が崩れるので注意します。
あくまで自然樹形を基本に、
樹冠をすかしたり間引き剪定をするのがおすすめです。
<主幹形仕立ての剪定方法>
①主枝を決めてある程度の樹高で切り詰め、
枝数を増やします。
②新梢の先端を3分の1ほど外芽の先で切り詰めます。
③樹形ができてからは不要な枝を付け根まで切り戻し、
樹冠をすかします。
<株立ち仕立ての剪定方法>
古くなった枝や開花枝を元気の良いひこばえに更新します。
我が家のジューンベリーは今のところ無剪定で自然樹形のままですが、
どんどん大きく成長しているので
そのうち間引き剪定などが必要になってくると思います。
それまで、花木の剪定についてもう少し勉強しておきたいと思っています。


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