宿根草アサギリソウの特徴と育て方まとめ!柔らかなシルバーリーフが美しすぎる!
ポスト横に植えつけてある宿根草のアサギリソウがだんだんと芽吹いてきました。低い草丈でまぁるくこんもりと茂るシルバーカラーリーフのアサギリソウは、漢字で書くと“朝霧草”。まさに朝の霧といったイメージがぴったりの宿根草です。わたしはこの柔らかな質感がとっても気に入っています。
今回はこのアサギリソウの特徴と育て方についてまとめてみたいと思います。
アサギリソウ(朝霧草)
■学名:Artemisia schmidtiana
■別名:アルテミシア ハクサンヨモギなど
■キク科 宿根草(耐寒性多年草)冬期落葉種
■主な花期:夏~秋
■草丈:30cm前後(生育後の高さで花丈も含む)
■耐寒性:強
■耐暑性:中
■日照:日向~やや半日陰
■代表的な原産地:日本
中部地方よりも北の高山に自生するキク科の宿根草。株全体が銀白色でシルクのような細かい毛に覆われていて羽状の細い切れ込みのある葉が美しく、とっても触り心地がいいカラーリーフです。雨が降った後などに太陽の光で雨粒がキラキラと反射する様子が何とも言えず神秘的で目を奪われてしまうほどです。
アサギリソウは乾燥に強く夏の高温多湿を嫌うので、水はけの良い土壌や風通しの良い場所に植えつけるのが適しています。我が家がある寒冷地では何の問題もなく育ちますが、暖地の場合は夏の高温多湿が心配なので涼しい木陰や昼過ぎから半日陰になるような場所で育てるのがおすすめです。
乾燥に耐える宿根草なのでハンギングバスケットやロックガーデンに仕立てることも可能です。生育が旺盛でどんどん伸びるので、その都度短く切り戻すようにするとまた再生して草姿が整います。株元はだんだんと木質化してくるので木質化した部分を残して短く切りそろえるとたくさんの新芽が芽吹いてこんもりと丸く茂ってきます。
肥料は剪定後か春と秋に必要に応じて与えるようにします。アサギリソウは宿根草なので、株分けやさし芽で増やすことも可能。
植えつけて2年目の我が家ではまだ見たことがないのですが、夏にクリーム色の小花をつけるんだそう。ぜひ見てみたいものです。