アオダモの花はいつ咲く?アオダモの葉と一緒に蕾から出てきたこれは??

昨年の春は花が見られなかったアオダモの木。春になってもなかなか芽吹く気配がなくて心配したことを思い出します。ですが、今年は無剪定だったこともあるのか、昨年の心配をよそに順調な生育が見られます。

アオダモはいつも白い小花が咲くまであまり関心がなかった木なのですが(一応、シンボルツリーなのに…笑)、昨年花が咲かなかったことで一気に関心度が高まってきました。皮肉なものですよね(汗)。今までは花が咲いてから気にするぐらいだったので、花が咲く前の状態がよく分からなかったのですが、今現在、蕾から葉が展開してきています。

この間はかたい蕾がまんまるにふくらんできた様子をお伝えしました。

シンボルツリーの定番アオダモの芽が可愛すぎる!

その蕾が開いて中から出てきたのは、葉と赤紫色のもじゃもじゃ…。これはアオダモの花だと思っていいんでしょうか??アオダモの開花期を調べてみたところ、4月~5月という情報もあれば6月という情報もあり…。もちろん、花が咲く時期は地域や場所にもよるんでしょうが、あまりにも開きがあるので参考になりません。

我が家は雪深い積雪地に位置しているのでなおさら、4月中旬に花が咲き始めるというのは早い気がして。アオダモについてはよく分からない部分が多すぎるので、今回は開花の時期について調べてみたことをまとめてみようと思います。

昨年アオダモの花が咲かなかったのは、剪定の時期を誤って花芽を落としてしまったことが原因だとばかり思っていましたが、どうもそうではないようです。

アオダモの花は毎年は咲かない!?

花木であれば毎年決まった時期に花を咲かせるもの。わたしはこれまで何の疑いもなくそう信じてきました。ですが、これには例外があったんですね。そう、アオダモもその例外のひとつだったんです。

アオダモの木は、雄花をつける株と両性花をつける株とが混在しています。これは植物全体からみてもとても珍しいそう。アオダモの木材は粘りが強くて強度が高いことから、野球のバットの材料として使われたりもするほどです。ですが、笹に生育を邪魔されたり、シカに食べられたりで大きく育つ株が少なく、年々希少価値が高くなってきているんですね。というのも、原因はアオダモの特殊な繁殖能力にあるらしく…。

詳しいことは専門外なので語れませんが、とにかく花つきがあまり良くないようなんですよ。なんでも、5年~7年に1度ぐらいのペースで咲くことが多いとか。考えてみれば、我が家でも花を見たのは1回か2回。アオダモのことはあまり気にしていなかったので(汗)、毎年花が咲いていると思い込んでいただけかもしれません。

5年前に家を新築し、引っ越してきた翌年の春にまず開花。それから1、2回ぐらい花を見たような気もしますが、実は咲かない年のほうが多かったかもしれません。本当に記憶があやふやで思い出せないのですが…。でも、今回アオダモの開花期について調べてみて、毎年花が咲くわけではないことが分かったのでちょっと安心しました。

バラを育てていて毎年花を見るのが普通の感覚になっていましたが、これって実はとっても幸せなことだったんですね。もし、つぼみの中から葉と一緒に出てきたもじゃもじゃがアオダモの花だったら、今年は良いことがありそうな気さえしてきます♪

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